松囃子(まつばやし) 新年
【子季語】
松拍子/御謡初/初謡/素襖脱ぎ
【解説】
松は松の内の意。江戸時代、正月三日に殿中で行われた能楽諸流の謡初めの儀式。明治以降は上野東照宮に引き継がれ、太平洋戦争前まで行われた。
【例句】
音曲や声のはつはな松ばやし
重頼「桜川」
一調子東風にあげけり松囃子
梅和「新類題発句集」
春もやや浮世に出たり松囃し
尺艾「題葉集」
振袖の児は刺子か松囃子
鵞溝「発句題叢」
絵扇をひさぐ家なり松囃子
松瀬青々「妻木」
【子季語】
松拍子/御謡初/初謡/素襖脱ぎ
【解説】
松は松の内の意。江戸時代、正月三日に殿中で行われた能楽諸流の謡初めの儀式。明治以降は上野東照宮に引き継がれ、太平洋戦争前まで行われた。
【例句】
音曲や声のはつはな松ばやし
重頼「桜川」
一調子東風にあげけり松囃子
梅和「新類題発句集」
春もやや浮世に出たり松囃し
尺艾「題葉集」
振袖の児は刺子か松囃子
鵞溝「発句題叢」
絵扇をひさぐ家なり松囃子
松瀬青々「妻木」