【子季語】
定斎屋
【解説】
定斎は、腹痛などに効く煎じ薬のこと。二人一組で「定斎屋でござい」などと言って売り歩いたという。
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孫太郎虫売(まごたろうむしうり/まごたらうむしうり) 三夏
【解説】
孫太郎虫はアミメカゲロウ目のヘビトンボの幼虫のこと。これを乾燥させたものが癇に効くとされた。宮城あたりから売りに来たという。
毒消売(どくけしうり) 三夏
【子季語】
毒消
【解説】
食あたりの薬を売り歩く行商人のこと。多くは越後や越中の未婚女性であったという。
氷売(こおりうり/こほりうり) 三夏
【解説】
氷室などで貯蔵された氷を、夏になってから売ること。近年、冷蔵庫が普及する前は、製氷機で氷を作って売る店もあった。
水売(みずうり/みづうり) 三夏
【子季語】
冷水売/砂糖水売/水屋
【解説】
江戸時代の商売。深川あたりでは井戸を掘ってもほとんど塩水で、水売から水を買わなければならなかった。また炎暑の辻々では天秤棒に桶を下げて水を売り歩いた。
【例句】
月かげや夜も水売る日本橋
一茶「九番日記」
日向水(ひなたみず/ひなたみづ) 晩夏
【解説】
強い日差しに温まった水のこと。昔は風呂や行水などに利用した。
夏点前(なつてまえ/なつてまへ) 三夏
【子季語】
夏茶の湯/朝茶の湯/朝茶/名水点/洗い茶巾/夏茶碗
【解説】
夏に行われる茶会のこと。暑い日中を避けて、涼しいうちに行うのを「朝茶の湯」といい、早朝の六時頃から行われる。
岐阜提灯(ぎふぢょうちん/ぎふぢやうちん) 三夏
【解説】
岐阜の伝統工芸品の提灯。卵形の骨組に美濃和紙などの薄紙を張り、それに芒や桔梗なを描いたもの。夏の季語であるが、盆棚の飾りなどにも用いられる。
冷蔵庫(れいぞうこ/れいざうこ) 三夏
【子季語】
氷冷蔵庫/電気冷蔵庫/ガス冷蔵庫
【解説】
食品や飲料を冷しておくためのボックス型の器。今では西瓜など丸ごと冷せるほど大型化している。
蚤取粉(のみとりこ)三夏
【解説】
除虫菊を乾燥させて作った殺虫剤。布団などにまいて蚤や虱などを防いだ。
