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季語と歳時記

きごさい歳時記

作成者アーカイブ: dvx22327

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枇杷葉湯(びわようとう/びはえふたう) 晩夏

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【子季語】
枇杷葉湯売
【解説】
枇杷の葉を乾燥させ、それを煎じたものをいう。暑気払いによいとされた。

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子持ち鮒(こもちぶな) 晩春

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【子季語】
春の鮒/春鮒
【解説】
三、四月頃の卵をもった鮒のこと。産卵期は三月下旬から六月下旬。

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初鮒(はつぶな) 晩春

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【解説】
冬、水温の低い間は餌もほとんど食べず冬眠状態だった鮒が春になり、水温が上がってくると活動を始める。産卵のため浅瀬に寄り、食欲も旺盛になって漁によい季節となる。春となり、はじめてとれた鮒ということから初鮒という。
【例句】
初鮒や昨日の雨の山の色
視山「新類題発句集」

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鮒の巣離れ(ふなのすばなれ) 初春

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【子季語】
鮒の巣立ち
【解説】
冬の間、沼や川の深いところで冬眠していた鮒が春になり、水がぬるんできて動きはじめることをいう。食欲が旺盛で釣りにもよくかかるようになる。

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わたこ 三春

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【子季語】
わたか/わたうお/うまうお/わだか/
【解説】
コイ科に属する琵琶湖特産の魚で、体長は三十センチほど。鮒に似ている。小骨が多いが食用にもされる。

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ごんずい 三春

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【子季語】
権瑞/ぎぎ/ぐぐ
【解説】
ゴンズイ科の海水魚で、本州中部地方以南の浅い岩場や汽水域に生息する。からだは暗褐色で全長約三十センチ。なまずに似ているが、体側の頭から尾部にかけて二本の黄色い線がある。胸びれと背びれをこすり合わせて高い音を出すことからぎぎ、ぐぐと呼ぶ地方もある。背びれと胸びれの棘は鋭くて毒を持ち、刺されると激しく痛む。食用にはほとんどしない。

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ぎんぽ 晩春

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【子季語】
かみそり/なきり/かみそりうお/うみどじょう/銀宝(ぎんぽ)
【解説】
体長二十センチほどのニシキギンポ科の硬骨魚。からだは細長く、著しく扁平。潮だまりやごく沿岸の岩礁地帯の藻場に生息する。各地方にいるがあまり利用されることはないが、東京では春にとれたものを天ぷらの材料として珍重する。

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めじ 三春

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【子季語】
小めじ/めじまぐろ/くろめじ
【解説】
関東でまぐろの幼魚のことをいう。体長三十~六十センチほど。さらに小さいものを小めじともいう。まぐろは冬が旬だが、めじは晩春のものが美味である。

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目張(めばる) 三春

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【子季語】
黒めばる/赤めばる/金めばる/とごつと/めばる
【解説】
フサカサゴ科の海水魚。目が頭に比べて大きいことからこの名がついた。棲む場所によって地色が黄、赤、黒などに変化するがいずれも同一種。胎生魚で体長は成魚で二十センチほど。煮つけが一般的だが新鮮なものはや塩焼き、椀種にする。白身で美味。

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浮鯛(うきだい/うきだひ) 晩春

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【解説】
広島県豊田郡幸崎町能地などで見られる現象で、水圧の変化に浮き袋のガス調節が間に合わないため、鯛が浮き上がってしまうもの。春季、産卵のために外海から瀬戸内海に入ってくるが、潮流の変化が激しく干満潮には急流となり、深いところから急に浅瀬に流された鯛は浮き袋のガス調節が追いつかず、浮き上がってしまう。鯛が減った今ではほとんど見られない。

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