【子季語】
丸太出し/薮出し
【解説】
伐採した丸太を筏場まで運ぶこと。雪の斜面を滑らせたり、牛馬に曳かせたりする。
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棕櫚剥ぐ(しゅろはぐ) 初冬
【子季語】
棕櫚剥く
【解説】
棕櫚箒や棕櫚縄などの材料にするため、棕櫚の皮を剥ぐこと。農閑期などを利用した冬の作業である。
枝打(えだうち) 三冬
【子季語】
枯木卸
【解説】
杉や檜の枝を切り落として、板にしたとき節目がないようにする作業をいう。木に登って鉈や鋸を使う危険な重労働である。
冬杣(ふゆそま) 三冬
【解説】
杣はきこりのこと。冬山に入って伐採作業に当たる人が冬杣である。伐り出した丸太は雪に滑らせて平地に出すことができる。
砕氷船(さいひょうせん) 晩冬
【解説】
氷った海の氷を砕きながら進む船。北極海や南極海などで航行する。軍用船、探査船が主である。
採氷(さいひょう) 晩冬
【子季語】
氷切る/氷挽く/採氷場/採氷夫/採氷車/採氷池
【解説】
沼や湖などの氷を切り出して、氷室に貯蔵すること。昔は、貯蔵された氷が夏に宮中に献上された。
【例句】
たてよこと氷伐り行く人数かな
広江八重桜「続春夏秋冬」
八目鰻取る(やつめうなぎとる) 晩冬
【解説】
八目鰻の漁のこと。新潟県、山形県、秋田県などの日本海に注ぐ河川で多く獲れる。網で獲るほか、柴漬なども利用される。
鰤網(ぶりあみ) 仲冬
【子季語】
鰤船/鰤釣る
【解説】
鰤漁に使う網のこと。沿岸定置網や刺網、延網などが使われる。鰤漁は網での漁のほか、一本釣りも行われている。
【例句】
鰤網を干すに眼こはし浜烏
原石鼎「原石鼎全句集」
流黐(ながしもち) 仲冬
【子季語】
黐流し
【解説】
黐は、モチの木から採取する粘り強い糊状のもの。それを紐などに塗り、川や沼などに流したものが流黐である。鴨などを生捕りにするためである。
猪狩(ししがり) 三冬
【子季語】
猪道
【解説】
狩猟期間に猪を狩ること。猟銃が用いられる。畑などが荒らされるのを防ぐほか、猪肉も牡丹鍋などに利用する。
