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季語と歳時記

きごさい歳時記

作成者アーカイブ: dvx22327

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春着縫ふ(はるぎぬふ) 暮

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【解説】
正月に着る小袖を縫うこと。母が娘のために縫ったり、縫い物上手な人が、人から頼まれて縫ったりする。正月を待ちわびながらの作業である。

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雪帽子(ゆきぼうし) 三冬

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【子季語】
蓑帽子/茣蓙帽子
【解説】
降雪時にかぶる帽子のことで、藁で編んだものは藁帽子という。毛糸を編んだものや、皮製のもの、綿を入れた布製のものなどいろいろの種類がある。
【例句】
竹林のすかたに似たり雪帽子
涼莵「簗普請」

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綿帽子(わたぼうし) 三冬

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【子季語】
被綿
【解説】
江戸時代の防寒用の帽子である。最初は老女だけのものであったが、後には若い女もかぶったという。江戸末期に廃れたが、現在では、花嫁のかぶる綿帽子としてその名残をとどめている。

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被布(ひふ) 三冬

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【解説】
防寒用に、和服の上から羽織る上着のこと。風流を好む江戸期の茶人などから始まったとされるが、後に男女とも身につけるようになった。現在の着物コートのようなもの。

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胴着(どうぎ) 三冬

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【子季語】
胴衣/袖無胴着/筒袖胴着/吾妻胴着
【解説】
防寒のため、襦袢の上に着る綿入れの下服のこと。粗末なものは木綿、高価なものは縮緬などで作られる。

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背蒲団(せなぶとん) 三冬

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【子季語】
腰蒲団
【解説】
防寒のため背中に負う小さな布団のこと。紐をまわして動いても、ずり落ちないようにする。昔は、外出や旅行にも用いたという。腰にまわしたものは、腰布団である。

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綿(わた) 三冬

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【子季語】
唐綿/真綿/夜具綿/木綿わた
【解説】
木綿わた、木綿、絹綿などの総称をいう。布団に用いたり、防寒用の衣類に用いたりする。綿入れは、保温のため、表地と裏地の間に綿を入れた着物である。木綿わたは、アオイ科の一年草の実を摘んで産する。真綿は絹糸を採れない品質の悪い繭を引き伸ばして作る。

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皮羽織(かわばおり/かはばおり) 三冬

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【子季語】
革羽織
【解説】
鹿や牛、馬などの皮をなめして作った羽織。防寒のほか、江戸時代の火事装束、戦場での軍羽織にも用いられた。
【例句】
老骨をばさと包むや革羽織
芥川龍之介「我鬼句抄補遺」

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大原雑魚寝(おおはらざこね/おほはらざこね) 晩冬

季語と歳時記

【子季語】
雑魚寝
【解説】
江戸時代の節分の夜、京都府愛宕郡大原村の江文神社で老若男女が雑魚寝した風習をいう。西鶴の『好色一代男』によれば、庄屋の内儀から七十になる老婆まで混じったという。人食いの大蛇を恐れた村中の男女が、ひとところに集まって隠れたのが、その由来とされる。
【例句】
雑喉ねせし其の恋人のよぶ声か
蝶夢「草根発句集」

にしき木の立聞きもなき雑魚寝かな
蕪村「蕪村句集」

から人と雑魚寝もすらん女かな
一茶「寛政句帖」

叔母さまの肘によりたるざこねかな
松瀬青々「妻木」

引く手なき袂は寒きざこ寝かな
島田五空「裘」

雑魚寝布団夢の豺狼越え歩く
高田蝶衣「青垣山」

雑魚寝して清十郎に遠きお夏かな
佐々木北涯「俳人北涯」

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関西震災忌(かんさいしんさいき/くわんさいしんさいき) 晩冬

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【子季語】
阪神忌/阪神淡路震災忌
【解説】
一九九五年(平成七年)一月十七日の未明に、兵庫県南部を襲った大地震の死者を追悼する日である。木造住宅地域の火災被害が甚大で、死者六四三七名を数える大参事となった。

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