【解説】
長野県伊那地方で食用にされているカワゲラ、トビゲラなどの幼虫のこと。冬場に川底から掬い取る。ざざ虫のつくだ煮は独特の歯応えから酒のつまみとして喜ばれる。イナゴ、蜂の子と珍味とされる。川がざーざー流れる場所に棲む虫から「ざざ虫」といわれる。
dvx22327
たいらぎ 三冬
【子季語】
平貝/烏帽子貝
【解説】
ハボウキガイ科に属する二枚貝の一種で、内海に棲息する。貝の形は三角錐状で、殻の長さが三十センチにもなる大きな貝である。日本各地の沿岸で獲れ、貝柱を食用とする。
鱈場蟹(たらばがに) 三冬
【子季語】
多羅波蟹/蟹工船
【解説】
ヤドカリの仲間で、タラバガニ科に分類される甲殻類の一種。北の日本海やオホーツク海などに棲息し、底引き網や刺し網で漁獲される。茹でたり鍋物にしたり、缶詰に加工されたり、日本人に親しまれている食材である。
八目鰻(やつめうなぎ)晩冬
寒烏賊(かんいか) 晩冬
【解説】
寒烏賊釣寒中に獲れる烏賊のこと。烏賊漁は夏が全盛であるが、冬場でもやり烏賊やあおり烏賊などの漁は続けられる。
通し鮎(とおしあゆ/とほしあゆ) 三冬
【解説】
止まり鮎越冬する鮎のこと。鮎は年魚で普通一年で寿命を終えるが、雌の鮎のなかには越年するものもある。
寒鮠(かんばや) 晩冬
【解説】
寒に獲れる鮠のこと。鮠はうぐい又は、おいかわ、やまべ等の淡水魚のこと。寒鯉同様、冬場は脂がのって美味である。
あら 三冬
【子季語】
阿羅/沖鱸/あら網
【解説】
スズキ科の硬骨魚で全長一メートルくらい。南日本の暖かい海の深海に棲息する。鍋物、刺身、塩焼きなどにして食す。冬がおいしい魚の一つ。
落鱚(おちぎす) 仲冬
【解説】
夏、沿岸部で産卵し、秋から冬にかけては比較的温かい深いところへ移動して越冬する。これが落鱚である。
落鱸(おちすずき) 初冬
【子季語】
太腹鱸/はらふと
【解説】
鱸はスズキ科に属する海魚で、北海道から九州に至る沿岸や近海に広く分布する。秋から冬にかけて沿岸部で産卵し、そのあとは比較的温かい深いところで越冬する。これが落鱸である。

