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季語と歳時記

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カテゴリーアーカイブ: d生活

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耳袋(みみぶくろ )三冬

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【子季語】
耳掛、イヤーマフ
【解説】
耳を凍傷から守るため、北国などで用いる耳専用の防寒具。毛皮や毛糸で作られ、耳をすっぽり覆う。最近はスキー場などで頭や頬も一緒に覆えるフルフェイス様のものもある。

冬着(ふゆぎ)三冬

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【子季語】
冬衣、冬物
【解説】
冬場に着る物の総称。「冬服」などに比べるとやや古風な響きがあり主に和服を指す。戦後、和服が徐々に廃れ、洋服が主流になる中で、「どてら」「股引」などとともに冬着もあまり使われなくなった。「セーター」「コート」「ジャンパー」などが主流になっている。

雪晒(ゆきざらし)仲春

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【子季語】
布晒
【解説】
二月から三月にかけての晴天の日に、平らな雪の上に布を広げて晒すこと。雪が溶けて発生する水蒸気に強い紫外線が当たるとオゾンが発生し、その効果で布が白くなるといわれている。

毛糸編む(けいとあむ)三冬

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【子季語】
毛糸、毛糸玉
【解説】
防寒のためのセーター、マフラー、帽子などを毛糸で編むこと。ひところは、電車の中など人前でも編み棒を動かす人がいたが、最近はあまり見られない。自分のものを編むよりも、親しい人のために編むことが多いようだ。
【例句】
毛糸編はじまり妻の黙はじまる
加藤楸邨「火の記憶」

プレゼント大きく軽し毛糸ならむ
松本たかし「火明」

雪眼鏡(ゆきめがね)晩冬

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【子季語】
ゴーグル
【解説】
雪目を防ぐためにかける特殊な眼鏡のこと。紫外線を通さないよう色がついている。快晴の雪上で、反射のため多量の紫外線を目に受けると、目に炎症を起こす。これを雪目という。雪国の人のほか、冬山登山、スキーヤーにもかかせない。

雪合羽(ゆきがっぱ)三冬

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【子季語】
雪蓑、雪マント
【解説】
裾が拡がった形の雪国で用いられる合羽。、雪が滑り落ちやすくなっており、足元まで隠れるほど長い。材質は毛、木綿、ビニールなど様々。藁で作ったものを雪蓑という。

膝掛(ひざかけ)三冬

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【子季語】
膝毛布、膝掛毛布、膝袋
【解説】
防寒のために膝に掛ける布。毛布、毛糸で編んだものが多い。暖房してあっても、一枚膝に掛けるだけで数段暖かく安心した心持ちになる。座り仕事の職人が使うこともあるが、通常は女性が使用することが多いようだ。

日向ぼこ(ひなたぼこ)三冬

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【子季語】
日向ぼこり、日向ぼっこ、日向ぼこう、負喧
【解説】
冬の日射しを浴びてじっと暖まること。風のない陽だまりで浴びる日射しは、ことのほか暖かい。お茶を飲んだり世間話をしたり、楽しいひと時である。
【例句】
雪落つる光飛び来ぬ日向ぼこ
鈴木花蓑「鈴木花蓑句集」

病間や破船に凭れ日向ぼこ
杉田久女「杉田久女句集」

うとうとと生死の外や日向ぼこ
村上鬼城「定本鬼城句集」

日向ぼこ父の血母の血ここに睦め
中村草田男「時機」

けふの日の燃え極まりし日向ぼこ
松本たかし「火明」

見るかぎり煙草むらさき日向ぼこ
石橋秀野「桜濃く」

避寒(ひかん)晩冬

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【子季語】
避寒宿、避寒旅行、避寒地
【解説】
冬の寒さを避けるために温暖な地や温泉などへ出向いて一時期を過ごすこと。夏場の避暑のようには混雑しない。老人や病人向けといえるであろう。
【例句】
大浪の打つ暖かき避寒せり
河東碧梧桐「碧梧桐句集」

舟寄せて漁翁の見舞ふ避寒かな
河東碧梧桐「碧梧桐句集」

縋り乗る避寒の宿の馬かりて
河東碧梧桐「碧梧桐句集」

橙に天照る日ある避寒かな
松本たかし「松本たかし句集」

佳きひとの髪を結はざる避寒かな
日野草城「昨日の花」

炭焼(すみやき)三冬

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【子季語】
炭焼小屋、炭馬、炭車、炭焼夫、炭負い、焼子、炭負女、炭橇
【解説】
木を伐採し炭窯で焼いて炭を作る仕事、またそれを行う人。かって、炭は暖をとるために欠かせないものであったから、農家が農閑期を利用して行うことが多かった。
【例句】
炭焼や心易さの足袋雪駄
来山「熊野烏」

炭焼のひとりぞあらん釜の際
其角「雑談集」

炭焼きに汁たうべてし峰の寺
蕪村「落日庵句集」

炭を焼く長き煙の元にあり
中村草田男「長子」

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