【子季語】
馬肉鋤/馬肉鍋/けとばし
【解説】
馬肉の鍋料理。味噌仕立てで、葱、牛蒡、蒟蒻などを添えて煮ながら食す。からだがあたたまる鍋料理のひとつ。「咲いた桜になぜ駒つなぐ」のいう歌から桜は馬の隠語となっている。けとばし は馬肉の愛称。
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大根洗(だいこんあらい/だいこんあらひ)三冬
【子季語】
大根洗ふ
【解説】
畑から引き抜いてきた大根を洗うこと。川や井戸水などで洗われて大根は真っ白になる。
【例句】
夕月に大根洗ふ流れかな
正岡子規「子規句集」
黒川能(くろかわのう/くろかはのう) 晩冬
【子季語】
王祇祭
【解説】
二月一日から二日にかけて、山形県鶴岡市櫛引町黒川の四所春日 神社で行われる神事能。もとは旧正月に行われた。神霊が宿る王祇様を民家にお迎えし、式三番、能五番、狂言四番を夜を徹して演じ奉納する。五百年の歴史をもち、現在は五百四十番ほどが保 存されている。
二十日正月(はつかしょうがつ/はつかしやうぐわつ) 新年
【子季語】
団子正月/二十日団子/骨正月/頭正月
【解説】
一月二十日のこと。この正月をもって正月行事も終わりになる。 この日までに正月の御馳走を食べつくし、残った魚の骨などで最後のご馳走を作る。小正月に飾った餅花をこの日に取り除くとこ ろも多い。
【例句】
いままゐりはじめは二十日団子かな
季吟「山の井」
正月も廿日立ちけり念仏講
紫暁「あけぼの草紙」
御用納(ごようおさめ/ごようをさめ) 暮
宵の年(よいのとし/よひのとし)新年
【子季語】
初昔
【解説】
新年になってから、旧年振り返ること。ただし、本来は大晦日の夜を指す言葉である。「初昔」とは新年になってから旧年を指す言葉。
【例句】
高砂や去年を捨てつつ初昔
鬼貫「七車」
消炭(けしずみ)三冬
四方拝(しほうはい/しはうはい) 新年
【子季語】
星を唱ふ/星仏
【解説】
一月一日に行われる宮中儀式。元日の午前五時三十分、天皇が伊 勢の皇太神宮、豊受大神宮に向かって拝礼した後、天地四方の諸神や山陵に拝し、平和と五穀豊穣を祈る。
【例句】
四方拝ひだりに近き桜かな
信徳「卯花山」
御膳豆腐国しらみけり四方拝
才磨「向之岡」
鳥の声花ある方へ四方拝
園女「菊のちり」
主水より氷解くらん四方拝
班象「題葉集」
宗鑑忌(そうかんき) 初冬
【解説】
室町後期の俳人山崎宗鑑の忌日。陰暦十月二日。俳諧の始祖とされる。『犬筑波集』を編み、談林俳諧に大きな影響を与えた。讃岐で没したとされているが没年、忌日なども明らかになっていない。
初電話(はつでんわ) 新年
【解説】
新年、初めて電話で話すこと。新春の挨拶や近況などを語り合う。


