「歳時記学」第五号ができました

「歳時記学」第五号は「日本人の禊と祓」の特集です。歳時記にはさまざまな禊と祓の季語があります。
総論で宗教学者の山折哲雄さんは、日本人にとって今や大晦日のNHK「紅白歌合戦」やベートーベンの第九交響曲も一種の禊祓のイベントではないかと指摘しています。京都学園大学教授の山本淳子さんは「源氏物語」の主人公・光源氏の犯した罪と禊の関係に迫ります。フェリス女学院大学教授の谷知子さんは王朝時代の歌人たちの禊祓を詠んだ和歌を紹介し、人間の心の不条理を語ります。
季語歳会員で京都在住の中村汀さんは禊祓の祭りである「祇園祭」を、他の四人の会員の方も地元の禊祓行事を紹介しています。会員の藤原智子さんは旧暦の夏の終わりに置かれた禊季語について語ります。季語歳サイトのリレーエッセイ再録、2013年の「日本の暦」も付いています。お楽しみください。
