第4回「きごさい講座+句会」報告
7月4日(土)、神奈川近代文学館で第4回「きごさい講座+句会」を開催しました。
まず講師の小山正見先生(日本学校俳句研究代表)が「家族で楽しむ俳句ーこどもに俳句をどう教えるか」というテーマで講演、その後、句会となりました。
講演のレポートは写真入りで近日中にアップしますので、どうぞお楽しみに。
選者の選句は次のとおり。
◆小山正見選
*特選
よかちんちんよかちんちんと天瓜粉 園田靖彦
明日まではバケツの中に金魚かな 金澤道子
オアシスの一滴硯に楸邨忌 西川遊歩
明易や港の見える丘公園 趙栄順
六月の六日の窓に絵描き歌 阿部郁恵
山滴りて子へ繋ぐ俳句かな 佐川あけみ
*入選
水飯や佃煮の鮴泳ぎ出す 葛西美津子
海は春横須賀三崎逗子葉山 藤野侃
かあさんの歌のとほりに烏の子 岩﨑ひとみ
デビューする白熊の子や浮いて来い 鈴木伊豆山
夏が来た土曜日の次日曜日 長谷川櫂
極楽の余り風なり端居して 金澤道子
形代を送る郵便切手かな 岩﨑ひとみ
七月や喫水暗き護衛艦 山本新
潜望鏡上げてでで虫見る世界 鈴木伊豆山
かたつむり涙をためている子かな 下山桃子
サングラス女の一生一ダース 前田麻里子
*選者の一句
玄関に母の残した白日傘 正見
◆長谷川櫂選
*特選
羊蹄の花や運河をみりん船 むらたともみ
どんとあるパイナップルを切り分けよ 田中益美
山百合や捺染の川今もあり 西川遊歩
夏雲やバラして磨くキャブレター 山本新
青芝を刈る音近くまた遠く 長井はるみ
昼顔の花の蜜吸ふお尻見え 森川ヨシ子
草いきれラベンダーの香まざりけり 大平佳余子
*入選
よかちんちんよかちんちんと天瓜粉 園田靖彦
海は春横須賀三崎逗子葉山 藤野侃
教室に私語多くして立夏かな 下山桃子
すやすやと万歳をして昼寝の子 大場梅子
畑からもいだトマトのぬくみかな 田中益美
玄関に母の残した白日傘 小山正見
風に乗り影絵のやうな夏の蝶 森川ヨシ子
錆び錆びてなほ錆びゆくか朴の花 趙栄順
つば広の帽子の少女すもも熟る むらたともみ
贖罪のごと揚梅の二つ三つ むらたともみ
大家族戯れて蚊帳吊りしころ 佐川あけみ
庭石の趣き増してねじり花 富永たか子
青梅雨や少女の我のゐるごとく 趙栄順
*選者の一句
花びらのかるさと思ふ団扇かな 櫂
◆次回の第4回「きごさい講座+句会」は東京北区・王子で開きます。ふるってご参加ください。
日 時:10月12日(月・祭)13:30〜16:30 (開場は13:10)
会 場: 北トピア 902 会議室
王子駅から徒歩2分 (JR京浜東北線、東京メトロ南北線、都電荒川線)
〒114-8503 東京都北区王子1-11-1 TEL 03-5390-1100
http://www.hokutopia.jp/
講 座: 花はなぜ開くのかー花芽の誕生と太陽の光
講 師: 藤吉正明、東海大学教養学部准教授
句 会: 当季雑詠5句(選者=長谷川櫂)
参加費:きごさい正会員 1,000円 非会員 2,000円
■できれば、下記のフォームから事前に参加のお申込みをお願いいたします。
きごさい事務局 TEL&FAX 0256-64-8333
