11月23日「HAIKU+」は照井翠さん
俳句の未来を考える「HAIKU+」(きごさい主催)、第2回は俳人の照井翠さんをお迎えして、
11月23日(金・祭日)に神奈川近代文学館で開きます。
照井さんは東日本大震災の被災者。眼前に拡がる極限
状況と避難生活の中から俳句を詠み続けました。
講 師: 照井 翠(てるいみどり)さん
演題 : 俳句の虚実 ―東日本大震災を詠み続けて
<講師のひと言> 私は加藤楸邨先生に師事し、俳句で戦争を詠むことができると知りました。その私が、釜石で東日本大震災に遭遇し、避難所生活を送るなか、俳句で震災を詠むこととなりました。厳しい現実のもと、特に、俳句のフィクションの力について考えさせられる日々です。震災から七年半が経過し、私の震災詠も変化し続けています。今回の講演では、俳句の虚実と震災詠についてお話しするつもりです。
<略歴> 俳人。高校教諭。
1962年 岩手県花巻市生まれ。現在、北上市在住。
1990年 加藤楸邨に師事。
2002年 第20回現代俳句新人賞受賞。
2013年 第5句集『龍宮』により第12回俳句四季大賞、第68回現代俳句協会賞特別賞受賞。
句集に、『針の峰』『水恋宮』『翡翠楼』『雪浄土』『龍宮』、共著に『鑑賞女性俳句の世界』加藤知世子論執筆。
俳誌「暖響」「草笛」同人。現代俳句協会会員。日本文藝家協会会員。
日 時: 2018年11月23日(金・祭日)14:00〜16:15(13:45 開場)
14:00~15:30 講演
15:30~16:15 長谷川櫂との対談、質疑応答
会 場: 神奈川近代文学館 中会議室(横浜市、港の見える丘公園)
〒231-0862 横浜市中区山手町110 TEL045-622-6666
みなとみらい線「元町・中華街駅」6番出口から徒歩10分
http://www.kanabun.or.jp/guidance/access/
参加費: 2,000円
□ きごさいホームページの申し込み欄から、あるいはきごさい事務局に電話、ファクシミリでお申し込みください。 TEL&FAX 0256-64-8333 申込みなしの当日参加もできます。