冬眠(とうみん)三冬
【解説】
冬期、ある種類の動物がものを食べることをやめ、活動を停止して眠ったような状態で過ごすこと。へび、かえる、とかげなど、 変温動物が行う。はりねずみやこうもりなどの哺乳類にも見られ るが、こちらは完全な冬眠ではなく、ときどき目を覚まして排泄 や摂食をする。
【科学的見解】
両生類と爬虫類は、外部環境の温度に依存する変温動物である。四季のある温帯地域では、冬期に気温が低下するため、それらは体内の生理活性が低下し、動けなくなる。そのため、気温が下がり始める秋頃になると、それらは冬眠場所を探すようになる。冬眠場所としては、氷点下以下の外気を避けるために、岩や倒木の下、土の中のネズミ類の巣穴等に潜り込み、一定の湿度環境のもとで春先まで代謝を極力落とし昏睡状態で冬眠する。それらは昏睡状態になることで体内のエネルギー消費を最小限に抑えることができる。しかしながら、冬眠環境が悪化した場合は、体内の水分不足や氷点下以下の極度の低温等により、冬眠中に死に至ることがある。(藤吉正明記)
