鮎汲(あゆくみ) 仲春
【子季語】
汲鮎/子鮎汲/鮎苗
【解説】
孵化した鮎の幼魚は川を下り、冬の間、海で育ち、春になると川に戻ってくる。それを一箇所に追い集め、杓や網で掬い上げる。最近では鮎漁は初夏まで禁じられている。
【例句】
汲み鮎や青山高く水長し
召波「春泥発句集」
鮎汲みや喜撰ケ嶽に雲かかる
几菫「普明集二稿」
五日経ぬあすは戸無瀬の鮎汲まん
去来「一楼賦」
いざ汲まん桜は咲きぬ小鮎どき
支考「国の華」
【子季語】
汲鮎/子鮎汲/鮎苗
【解説】
孵化した鮎の幼魚は川を下り、冬の間、海で育ち、春になると川に戻ってくる。それを一箇所に追い集め、杓や網で掬い上げる。最近では鮎漁は初夏まで禁じられている。
【例句】
汲み鮎や青山高く水長し
召波「春泥発句集」
鮎汲みや喜撰ケ嶽に雲かかる
几菫「普明集二稿」
五日経ぬあすは戸無瀬の鮎汲まん
去来「一楼賦」
いざ汲まん桜は咲きぬ小鮎どき
支考「国の華」