厄神詣(やくじんまいり/やくじんまゐり) 新年
【子季語】
厄参/厄詣/八幡参/八幡疫神詣/八幡土産/蘇民将来/八幡鯉/青山祭
【解説】
正月十五日~十九日、京都府八幡市石清水八幡宮の厄除けの祭に 詣でること。一の鳥居の内に榊を立てて青芝垣(青山)を作り、厄神を封じ込め、それを焼いて参詣人の厄を払った。お参りの土産物に、蘇民将来の札や紙の鯉などが売られる。
【例句】
厄参り思ひつる事果たしたり
嘯山「葎亭句集」
丸盆に八幡みやげの弓矢かな
太祇「太祇句選」
鯉たてゝ八幡戻りや比良の雪
松瀬青々「妻木」