芽キャベツ(めきやべつ)三冬
【子季語】
子持甘藍/姫甘藍/姫キャベツ
【解説】
アブラナ科の二年生葉菜。原産はベルギー。芽を食用とするキャベツの意で、伸びた茎の脇芽がが枝にならず、二~四センチに結球したもの。明治初年キャベツと共に輸入された。西洋料理の付け合わせに使われる。
【科学的見解】
メキャベツは、別名としてコモチカンランやコモチタマナとも呼ばれている。メキャベツは、アブラナ科の越年草で、明治初期に導入された葉野菜である。本種は、葉腋に形成された小球状の芽を食用にする。茎は太く直立し、大きいものは一メートル以上の草丈となる。(藤吉正明記)