猩々草(しょうじょうそう/しやうじやうさう)三夏
【解説】
トウダイグサ科ユーフォルビア属の一年生低木。ポインセチアの仲間である。夏から秋にかけて、葉と茎の先端に花弁のない黄色い小さな花をつける。赤く色づくのは苞で、葉の緑との調和が美しい。
【科学的見解】
ショウジョウソウは、トウダイグサ科の一年草で、日本へは明治以降に導入された北アメリカ原産の園芸種である。花序の周辺の苞葉が赤く色付くところが大きな特徴である。本種の近縁種であるポインセチアは、標準和名としてショウジョウボクと呼ばれ、低木である点が本種と異なる。(藤吉正明記)