茶立虫(ちゃたてむし) 初秋
【子季語】
茶柱虫/隠座頭/小豆洗
【解説】
体長数ミリほどのごく小さな虫。秋頃みかける。障子などにとまって、茶を点てるような音で紙を掻くことからその名がついた。小豆を洗う音にもたとえられ、「小豆洗」とも。
【例句】
夜ながさや所もかへず茶立て虫
白雄「加佐里那止」
有明や虫も寝あきて茶を立てる
一茶「八番日記」
うたゝ寝のさめて火もなし茶立虫
高田蝶衣「青垣山」
【子季語】
茶柱虫/隠座頭/小豆洗
【解説】
体長数ミリほどのごく小さな虫。秋頃みかける。障子などにとまって、茶を点てるような音で紙を掻くことからその名がついた。小豆を洗う音にもたとえられ、「小豆洗」とも。
【例句】
夜ながさや所もかへず茶立て虫
白雄「加佐里那止」
有明や虫も寝あきて茶を立てる
一茶「八番日記」
うたゝ寝のさめて火もなし茶立虫
高田蝶衣「青垣山」