初鮒(はつぶな) 晩春
【解説】
冬、水温の低い間は餌もほとんど食べず冬眠状態だった鮒が春になり、水温が上がってくると活動を始める。産卵のため浅瀬に寄り、食欲も旺盛になって漁によい季節となる。春となり、はじめてとれた鮒ということから初鮒という。
【例句】
初鮒や昨日の雨の山の色
視山「新類題発句集」
【解説】
冬、水温の低い間は餌もほとんど食べず冬眠状態だった鮒が春になり、水温が上がってくると活動を始める。産卵のため浅瀬に寄り、食欲も旺盛になって漁によい季節となる。春となり、はじめてとれた鮒ということから初鮒という。
【例句】
初鮒や昨日の雨の山の色
視山「新類題発句集」