上り簗(のぼりやな) 三春
【子季語】
春の簗
【解説】
春、溯上してくる鮎などを捕えるために仕掛けた簗。木や竹を並べて川の水を堰き止め、一か所のみ魚が通れるところを作り、そこへ簗簀を設けておき、魚を追い込んで捕る。産卵のために川上へ溯ってくる習性を利用したもの。
【例句】
簗あるぞ向ふみずにも登る鮎
古草「新類題発句集」
【子季語】
春の簗
【解説】
春、溯上してくる鮎などを捕えるために仕掛けた簗。木や竹を並べて川の水を堰き止め、一か所のみ魚が通れるところを作り、そこへ簗簀を設けておき、魚を追い込んで捕る。産卵のために川上へ溯ってくる習性を利用したもの。
【例句】
簗あるぞ向ふみずにも登る鮎
古草「新類題発句集」