蛇髭(じゃのひげ) 晩夏 季語と歳時記 【子季語】 竜の髭/はづみだま/蛇の髭の花 【解説】 ユリ科の常緑宿根草。全国の山野や身近な道端等に生育する。匍匐枝を延ばして群生する。細長い葉が蛇の髭のようだというのでこの名が付いた。夏、束生した葉の間から花茎を伸ばし、白又は 薄紫色の小さな花を下向きに数個つける。秋になると丸い瑠璃色 の美しい種子をもつ。草丈は十センチ~十五センチくらいだが、矮性のものもある。植込みの下草や縁取りとして使われる。別名リュウノヒゲ。