歳旦祭(さいたんさい) 新年
【解説】
節朔祭を起源とする新年の宮中祭祀。元日、天皇が四方拝に引き続き宮中三殿で皇祖や天神地祇を拝し、皇統や国家の繁栄を祈る儀式。また、神宮をはじめ諸神社などでも行われ、五穀豊穣や国家の安寧を祈願する。天皇は群臣の朝賀を受け、その後祝宴も行われたが、その際、大和・吉野の人々が「国栖奏」という歌舞を演じた。
【例句】
国栖国栖といへども花の翁かな
樗堂「発句題叢」
国栖笛や梅も柳も舞の袖
一峨「千題集」
【解説】
節朔祭を起源とする新年の宮中祭祀。元日、天皇が四方拝に引き続き宮中三殿で皇祖や天神地祇を拝し、皇統や国家の繁栄を祈る儀式。また、神宮をはじめ諸神社などでも行われ、五穀豊穣や国家の安寧を祈願する。天皇は群臣の朝賀を受け、その後祝宴も行われたが、その際、大和・吉野の人々が「国栖奏」という歌舞を演じた。
【例句】
国栖国栖といへども花の翁かな
樗堂「発句題叢」
国栖笛や梅も柳も舞の袖
一峨「千題集」