稲架(はざ)仲秋 季語と歳時記 【子季語】 はざ、稲木、稲城、田母木、稲棒、はさ木、田茂木 【解説】 刈り取った稲の束を乾燥させる為の木組み。二、三メートル毎に 立てた棒に竹や丸太の横木を渡したもの。稲の束をその横木に跨 がせるようにしてかける。畦道に植えた榛の木などを利用すると ころもある。 【例句】 象潟や稲木も網の助杭 言水「初心もと柏」 稲架かけて飛騨は隠れぬ渡り鳥 前田普羅「普羅句集」