磯菜摘(いそなつみ)三春 季語と歳時記 【解説】 磯の岩などにつく食用の海藻を摘みとること。海が暖かくなってからの女たちの作業である。ときに高波に見舞われたりする。楽な作業ではない。 【例句】 防人の妻恋ふ歌や磯菜摘む 杉田久女「杉田久女句集」