筑摩祭(つくままつり) 初夏
【子季語】
鍋祭/鍋被り/筑摩鍋/鍋乙女/鍋釜
【解説】
五月三日に滋賀県米原市の筑摩神社で行われる歴史ある奇祭で、伊勢物語にも和歌が記載されている。以前は娘たちが関係した男の数だけ鍋釜をかぶり神前に参った。現在では八歳になる氏子の子女が狩衣に紙の鍋をかむり、神輿の行列に加わる。
【例句】
鍋ずみやはげをかくせし筑摩姫
言水「東日記」
君が代や筑摩祭も鍋一つ
越人「猿蓑」
小わらはも冠りたがるやつくま鍋
一茶「八番日記」
【子季語】
鍋祭/鍋被り/筑摩鍋/鍋乙女/鍋釜
【解説】
五月三日に滋賀県米原市の筑摩神社で行われる歴史ある奇祭で、伊勢物語にも和歌が記載されている。以前は娘たちが関係した男の数だけ鍋釜をかぶり神前に参った。現在では八歳になる氏子の子女が狩衣に紙の鍋をかむり、神輿の行列に加わる。
【例句】
鍋ずみやはげをかくせし筑摩姫
言水「東日記」
君が代や筑摩祭も鍋一つ
越人「猿蓑」
小わらはも冠りたがるやつくま鍋
一茶「八番日記」