金魚草(きんぎょそう/きんぎよさう) 仲夏 季語と歳時記 【解説】 ゴマノハグサ科の多年草。原産は地中海地方。高さは五十センチくらい。夏、白や黄色や赤の花を穂状につける。花びらが金魚の尾びれに似ているところからこの名がついた。 【科学的見解】 地中海沿岸原産のキンギョソウは、オオバコ科(旧ゴマノハグサ科)の多年草であり、切花として栽培されている。本種は、多年草であるが、基部は木質化するとのことである。葉は互生ときに対生し、茎の先端に大きな花を複数付ける。品種改良により、様々な色合いの花が生み出されている。(藤吉正明記)