柳の鬘(やなぎのかずら/やなぎのかづら) 晩春
【子季語】
柳鬘
【解説】
中国では柳の枝が厄よけになると信じられており、これが日本にも伝わって、三月三日に髪にさしたり、桃の枝とともに雛段に飾ったりして、疫病除けのお守りとした。
【例句】
よめならばみどりにせばや柳髪
貞徳「埋木」
見紛ひぬ柳かつらの額つき
五柳「類題発句集」
肩過ぎてたるる柳の鬘かな
富木「新類題発句集」
【子季語】
柳鬘
【解説】
中国では柳の枝が厄よけになると信じられており、これが日本にも伝わって、三月三日に髪にさしたり、桃の枝とともに雛段に飾ったりして、疫病除けのお守りとした。
【例句】
よめならばみどりにせばや柳髪
貞徳「埋木」
見紛ひぬ柳かつらの額つき
五柳「類題発句集」
肩過ぎてたるる柳の鬘かな
富木「新類題発句集」