龍天に登る(りゅうてんにのぼる/りゆうてんにのぼる) 仲春 季語と歳時記 【解説】 龍は想像上の動物で春分の頃に天に登り雲を起こし雨を降らせる。中国の古代伝説から季語になった。 【例句】 竜天に登ると見えて沖暗し 伊藤松宇「松宇家集」 竜天に黄帝の御衣翻へる 石井露月「露月句集」