豌豆の花( えんどうのはな/ゑんどうのはな) 晩春 季語と歳時記 【解説】 赤紫に咲く赤豌豆、白色の白豌豆、ヨーロッパ原産の麝香豌豆がある。蔓を絡ませて伸び、次々と花を咲かせる。若莢を絹莢、豆はグリーンピースとして食される。若い茎葉は豆苗として料理に利用される。 【科学的見解】 エンドウは、中央アジア及び中近東原産のマメ科エンドウ属の植物である。一般的には、若い莢や若い種子を食用とする。キヌサヤ(絹莢)、スナップエンドウ、グリーンピースなどが代表品種である。花は、その他の栽培マメ科植物に比べ大きく、蝶形をしている。(藤吉正明記)