鶯菜(うぐいすな/うぐひすな) 仲春
【解説】
小松菜が十センチ位に伸びたものをつまみ菜として市場に出す。これを鶯菜と呼ぶ。鶯の鳴き声を聴く頃に出る菜であるためという説と、菜の色が鶯色であるためという説がある。灰汁がなく、おひたしや胡麻和えなどに用いられる。
【例句】
それ一種で野辺の宿かせ鶯菜
宗因「宗因発句集」
摘みそへよ膳のむかひの鶯菜
白雄「白雄句集」
【解説】
小松菜が十センチ位に伸びたものをつまみ菜として市場に出す。これを鶯菜と呼ぶ。鶯の鳴き声を聴く頃に出る菜であるためという説と、菜の色が鶯色であるためという説がある。灰汁がなく、おひたしや胡麻和えなどに用いられる。
【例句】
それ一種で野辺の宿かせ鶯菜
宗因「宗因発句集」
摘みそへよ膳のむかひの鶯菜
白雄「白雄句集」