虫選(むしえらび) 三秋
【子季語】
虫を選ぶ/虫狩/虫採/虫吹く/虫合/虫尽
【解説】
平安時代の宮中でのしきたり。殿上人が野に出て鳴き声のいい虫を選び、籠に入れて宮中に奉った。
【例句】
猶あはれ選り残されし虫の声
貞室「類題発句集」
つたなしや虫ふく中に尼一人
言水「花圃」
さびしさはどれも劣らず虫合
北虎「新類題発句集」
啼き絶ゆる虫もあるらん虫合
河東碧梧桐「新派句選」
【子季語】
虫を選ぶ/虫狩/虫採/虫吹く/虫合/虫尽
【解説】
平安時代の宮中でのしきたり。殿上人が野に出て鳴き声のいい虫を選び、籠に入れて宮中に奉った。
【例句】
猶あはれ選り残されし虫の声
貞室「類題発句集」
つたなしや虫ふく中に尼一人
言水「花圃」
さびしさはどれも劣らず虫合
北虎「新類題発句集」
啼き絶ゆる虫もあるらん虫合
河東碧梧桐「新派句選」