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季語と歳時記

きごさい歳時記

作成者アーカイブ: dvx22327

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鞍馬の火祭(くらまのひまつり)晩秋

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【子季語】
鞍馬祭、火祭、靫大明神祭
【解説】
十月二十二日の夜の京都鞍馬山由岐神社の祭礼。六時過ぎ、街道に篝火が焚かれ、「サイレヤ、サイリョウ」の掛声と共に、大小三百の松明が練り歩く。やがて松明は山門前に集結し祭は最高潮、辺りは火の海と化す。深夜まで神事が続く。

鳴滝の大根焚(なるたきのだいこたき)仲冬

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daikotaki01【子季語】
大根焚
【解説】
十二月九日・十日京都鳴滝了徳寺の行事。建長四年親鸞上人を大根煮でもてなしたという故事にちなむ。朝から人々の行列が出来、大鍋から飴色に炊けた青首大根と揚豆腐が手際よく椀によそわれ、参詣者に施される。中風のまじないともされる。

御火焚(おほたき)初冬

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【子季語】
御火焼、おひたき、おしたけ、新玉津嶋の御火焚
【解説】
十一月中、京都伏見稲荷大社はじめ多くの社寺が行う新穀感謝の祭事。神前に五穀・果物・餅・酒等を供え、庭に割木を組み竹を立てて火を起す。火が燃え盛れば、竹に神酒を注ぐ。その後、供物を参詣人や氏子に分けて、共に五穀豊穣を祝う。
【例句】
お火焼や塵にまじはる箒の神
才麿「江戸弁慶」

御火焼や風雅と呼ばる友ほしゝ
桃隣「古太白堂句集」

御火焚や霜うつくしき京の町
蕪村「蕪村句集」

御火焚や鎌倉山は星月夜
鳳朗「鳳朗発句集」

御火焚や蜜柑ころがる潦
中川四明「四明句集」

誓文払(せいもんばらい、せいもんばらひ)初冬

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【子季語】
誓文祓
【解説】
京都では陰暦十月二十日、商家・花柳界の人が四条京極の官者殿に参詣する習慣があった。商売上心ない駆引きをし、利をむさぼった罪を払うためで、その罪ほろぼしに一斉に安売りをした。誓文払の売出しとして定着、呉服店・デパートの特売につながる。

太秦の牛祭(うずまさのうしまつり、うづまさのうしまつり)晩秋

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【子季語】
牛祭、魔多羅神、太秦牛祭
【解説】
十月十二日夜、京都太秦の広隆寺で行われる、悪疫退散、五穀豊穣を祈る奇祭。摩陀羅神の白い紙の面をつけた僧が牛に乗り、赤鬼青鬼の面をつけた四天王を従え練行の後、薬師堂前で長い祭文を読み上げる。牛の調達が困難なため現在不定期。
【例句】
角文字のいざ月もよし牛祭
蕪村「俳諧新選」

里の子も覚えて所まだら神
太祇「俳諧新選」

油断して京へ連なし牛祭
召波「春泥句集」

牛祭り能なし女聞きや居ん
嘯山「俳諧新選」

牛祭尻張声の事々し
嘯山「葎亭句集」

消し廻る灯に果て行くや牛祭
大谷句仏「我は我」

松明や牛に乗りたる摩陀羅神
中川四明「改造文学全集」

時代祭(じだいまつり)晩秋

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【子季語】
平安祭
【解説】
京都平安神宮の例祭。明治二十八年遷都千百年に神社創建、以来十月二十二日、延暦から明治までの風俗の移り変わりを表わす時代行列が都のメインストリートを延々と練り歩く。装束・持ち物は厳密に時代考証され、美麗典雅な風俗絵巻。京都三大祭の一つ。

壬生念仏(みぶねんぶつ)晩春

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【子季語】
壬生狂言、壬生祭、壬生踊、壬生の鉦、壬生の面
【解説】
四月二十一日から二十九日まで、京都壬生寺で行われる花鎮法会の行事。俗に、壬生狂言ともいう。鰐口、太鼓、笛に合わせくり広げられる無言の仮面劇。演目は三十あり、毎日最初の演目に「炮烙割り」がある。国の重要無形民俗文化財に指定されている。
【例句】
長き日を云はで暮れ行く壬生念仏
蕪村「落日庵句集」

墨染のうしろ姿や壬生念仏
太祇「太祇句選」

山吹やいはでめでたき壬生ねぶつ
召波「春泥発句集」

誰布施の昔小袖や壬生念仏
召波「俳諧新選」

野にわたり山にわたりぬ壬生念仏
樗良「題林集」

御身拭(おみぬぐい、おみぬぐひ)晩春

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【解説】
四月十九日、京都嵯峨清涼寺(釈迦堂)の大法要。本尊の開扉、引声念仏を唱え、香湯にひたした白布で本尊の釈迦如来を拭い清める。拭った白布には霊験があり、経帷子にすると極楽往生ができるという。安喜門院の母が浄土に往生した縁起にちなむ法要。
【例句】
御僧のその手嗅(かぎ)たや御身拭
太祇「太祇句選」

埃たつうき世の嵯峨や御身拭
蝶夢「草根発句集」

乗物で優婆夷も来るや御身拭
召波「春泥発句集」

鞍馬の花供養(くらまのはなくよう、くらまのはなくやう)晩春

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【子季語】
花供養、花供懴法
【解説】
桜の頃十五日間にわたる行事で、期間中京都鞍馬寺では、開闢中日・結願の法要が営まれ、本尊に花や茶を献じ、舞楽を奉納する。特に中日法要を花会式といい、稚児のお練り行列も行われる。また、鞍馬に咲く桜を総称して雲珠(うず)桜という。

嵯峨大念仏(さがだいねんぶつ)晩春

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【子季語】
嵯峨念仏、嵯峨大念仏狂言
【解説】
京都嵯峨清凉寺(嵯峨釈迦堂)で四月上旬の土、日曜に上演される狂言。鎌倉時代に円覚上人が広めた融通念仏が始まりという無言劇。カンデンデンと独特の鉦や太鼓の音と共に、土蜘蛛、釈迦如来、とろろ等が演じられる。国の重要無形民俗文化財に指定。
八分咲く花の盛や大念仏
大谷句仏「我は我」

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お知らせ:第2回「大岡信記念/富士山俳句大会」

4月12日(日)、第2回「大岡信記念/富士山俳句大会」(大会実行委員会主催)が大岡信の出身地・静岡県三島市で開かれます。村松二本さん(「椎」主宰)の講演のほか、俳句会、事前投句の入選発表があります。

【大会日程】
日時:4月12日(日)午後1時ー4時
会場:三島市民文化会館(三島駅南口、徒歩5分)
参加費:2000円
参加申し込み:大会サイトから申し込んでください。

1)句会:5句、選者=長谷川櫂、村松二本
2)講演:村松二本「信と楸邨」
3)事前投句の入選発表、選者=長谷川櫂、村松二本

【事前投句の募集】

題:大岡信、春
投句:1人2句まで。無料。
締め切り:3月25日(日)必着。郵便はがき、または大会サイトへお送りください。

送り先:〒437ー0064 静岡県袋井市川井1252の6、野村久
参加申し込み、事前投句はこちらから

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