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季語と歳時記

きごさい歳時記

作成者アーカイブ: dvx22327

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白鳥(はくちょう、はくてう)晩冬

季語と歳時記

【子季語】
スワン、鵠、黒鳥、白鳥来る、大白鳥
【解説】
カモ科の水鳥。鳥の中では大型で全身白い。冬、北から日本へ来て越冬する。
【科学的見解】
日本に冬鳥として渡来するカモ科のハクチョウ類は、コハクチョウとオオハクチョウが知られている。オオハクチョウの方がやや体長が大きくなるが、遠くからの観察では大きさだけでは区別が難しい。識別としては、コハクチョウの嘴基部の黄色の部分先端が丸い形をしているのに対し、オオハクチョウはその黄色い部分の先端の形が尖っているところが特徴である。両種ともに池や湖沼、河川等の水辺環境に生息し、基本的に草食性で、水草の葉や茎、種子や果実等を採食する。近縁種としては、上嘴の基部にこぶ状の突起が見られるコブハクチョウが知られており、飼育個体が野生化したものが特に観光地の湖沼等で稀に見られる。(藤吉正明記)
【例句】
白鳥といふ一巨花を水に置く
中村草田男「来し方行方」

白鳥の花のやうなる浮寝かな
長谷川櫂「初雁」

檸檬(れもん晩秋

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【子季語】
レモン
【解説】
夏に花をつけ、秋に楕円の実をつける。実は鮮やかな黄色で強い酸味と香りが特徴。調理のほか、果肉を絞ってジュースにしたりスライスして紅茶に浮かべたりと用途が広い。

葉月(はづき)仲秋

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【子季語】
月見月、秋風月、草津月、木染月、濃染月、紅染月、萩月、燕去月、雁来月壮月、桂月、中律、難月、中商
【解説】
陰暦八月のこと。芒の穂が風にゆれ、月が美しく見えるころである。
【例句】
綿入もさながら葉月三日なり
来山「津の玉柏」

八月や潮のさばきの山かづら
去来「渡鳥集」

二度目には月ともいはぬ葉月かな
一茶「九番日記」

わが葉月世を疎めども故はなし
日野草城「花氷」

冬凪(ふゆなぎ)三冬

季語と歳時記

【子季語】
寒凪、凍凪
【解説】
冬の海の波がおだやかなこと。冬の海は、西高東低の気圧配置の影響で荒れることが多いが、ときには風もなく波もほとんどたたないことがある。
【例句】
冬凪げる瀬戸の比売宮ふしをがみ
杉田久女「杉田久女句集」

冬凪や鳶一つ舞ふ浜の空
寒川鼠骨「阿迦雲」

勤労感謝の日(きんろうかんしゃのひ、きんらうかんしやのひ)初冬

季語と歳時記

【解説】
十一月二十三日。働くことを喜び働く人に感謝する国民の祝日である。

冬の星(ふゆのほし)三冬

季語と歳時記

【子季語】
寒星、荒星、凍星、冬星座、星冴ゆ
【解説】
冬に見る星は、空気が澄んでいるので冴え冴えとしている。北斗七星やオリオン座など、星座の形をくっきりと見ることができる。
【例句】
凍て星の水にも落ちてまたたかず
五百木飄亭「飄亭句日記」

庇合に一つ見ゆるや冬の星
日野草城「花氷」

寒星や神の算盤(そろばん)ただひそか
中村草田男「銀河依然」

春の鹿(はるのしか)三春

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harunosika【解説】
雄は角が落ち、雌は出産してその後は毛が抜け落ちる。雄も雌もなんとなくみすぼらしい感じになる。
【科学的見解】
 シカ(ニホンジカ)は、ウシ目(偶蹄目)シカ科の哺乳類で、形態的特徴により北海道に生息するエゾジカ、東北から近畿地方に生息するホンシュウジカ、中国・四国地方から九州までに生息するキュウシュウジカ、鹿児島県馬毛島に生息するマゲジカ、鹿児島県屋久島に生息するヤクシカ、沖縄県慶良間諸島に生息するケラマジカの六亜種に分類されている。
 一般的に哺乳類は緯度の高い地域に存在する亜種ほど体は大きくなり、沖縄のケラマジカは雄の平均体重が約三十キログラムに対して北海道のエゾジカは約百四十キログラムと五倍近くに成長する。それらの亜種は、人里近くの低地から山地までの森林や草地が入り混じる環境を好んで生活している。積雪の多い地域は苦手としている。昼夜問わず行動し、植物の葉や新芽、樹皮、キノコなどを採食している。雄のみ枝分かれのある角を持ち、毎年春に角を落とす。角が落ちた後は、すぐに新しい角が現れ、秋までには硬化し、立派な角に生え変わる。体毛は夏毛と冬毛を有し、春は冬毛から夏毛に抜け替わる季節である。夏毛は明るい茶色に白点が入り混じる模様となる。(藤吉正明記)
【例句】
思ひわすれ思ひ出す日ぞ春の鹿
千代尼「寄合句帖」

うらうらと草はむ春の野鹿かな
白雄「白雄句集」

野の空をうけてありくや春の鹿
乙二「をのゝえ草稿」

春鹿の眉ある如く人を見し
原石鼎「花影」

春の野を持上(もた)げて伯耆大山を
森澄雄「鯉素」

寒晴(かんばれ)晩冬

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【子季語】
寒日和
【解説】
厳寒中の晴天のこと。空気は乾燥して、はるかまで冴え冴えと澄み渡る。冬晴よりも温度感は低い。

都をどり(みやこをどり)晩春

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【解説】
明治五年、京都勧業博覧会の余興として創始。四月の一か月間祇園花見小路甲部歌舞練場で催される。井上流京舞の伝統を伝え、「都をどりはよういやさ」の掛け声で始まる京の春本番を告げる絢爛たる催し。鴨川をどり、北野をどりと並ぶ京の春の踊。
【例句】
春の夜や都踊はよういやさ
日野草城「花氷」

鞍馬の竹伐(くらまのたけきり)仲夏

季語と歳時記

【子季語】
竹伐、鞍馬の蓮華会
【解説】
六月二十日、五穀豊穣を祈って京都鞍馬寺で催される行事。近江座「近江地方」と丹波座「丹波地方」に分かれた法師らが、大蛇に見立てた青竹を太刀で競い切る。勝った方が豊作であると、豊凶の占いとした勇壮な祭である。本堂では蓮華会が修せられる。

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お知らせ:第2回「大岡信記念/富士山俳句大会」

4月12日(日)、第2回「大岡信記念/富士山俳句大会」(大会実行委員会主催)が大岡信の出身地・静岡県三島市で開かれます。村松二本さん(「椎」主宰)の講演のほか、俳句会、事前投句の入選発表があります。

【大会日程】
日時:4月12日(日)午後1時ー4時
会場:三島市民文化会館(三島駅南口、徒歩5分)
参加費:2000円
参加申し込み:大会サイトから申し込んでください。

1)句会:5句、選者=長谷川櫂、村松二本
2)講演:村松二本「信と楸邨」
3)事前投句の入選発表、選者=長谷川櫂、村松二本

【事前投句の募集】

題:大岡信、春
投句:1人2句まで。無料。
締め切り:3月25日(日)必着。郵便はがき、または大会サイトへお送りください。

送り先:〒437ー0064 静岡県袋井市川井1252の6、野村久
参加申し込み、事前投句はこちらから

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