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季語と歳時記

きごさい歳時記

作成者アーカイブ: dvx22327

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物種蒔く(ものだねまく) 仲春

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【解説】
物種は草木の種の総称。春、秋咲きの草花や野菜などの作物の種を蒔くことをいう。
【例句】
庭に出でて物種まくや病み上り
正岡子規「春夏秋冬」

種蒔ける者の足あと洽しや
中村草田男「来し方行方」

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羊の毛刈る(ひつじのけかる) 晩春

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【子季語】
羊剪毛/剪毛期/山羊の毛刈る
【解説】
緬羊の毛を刈り取ること。春、あたたかくなってから行う。刈り取った毛は毛糸や毛織物の原料となる。

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ゴールデンウィーク 晩春

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【子季語】
黄金週間
【解説】
四月末から五月初めにかけての休日の多い週をさす。黄金週間、大型連休とも。観光地や各イベント会場はにぎわい、交通機関が混雑する。「ゴールデンウィーク」は和製英語。

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藍蒔く(あいまく/あゐまく) 初春

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【解説】
初春に藍の種を蒔くことをいう。藍はタデ科の一年草。葉や茎から染料をとるために栽培される。

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桜漬(さくらづけ) 晩春

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【子季語】
花漬/桜湯/塩桜
【解説】
桜の花を塩漬けにしたもの。八重桜のつぼみや七分咲きの花を用いる。おもに慶事に桜湯にしてふるまわれる。湯をそそぐと桜の香気が立ち上り、花びらが開くさまはめでたい。

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上り簗(のぼりやな) 三春

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【子季語】
春の簗
【解説】
春、溯上してくる鮎などを捕えるために仕掛けた簗。木や竹を並べて川の水を堰き止め、一か所のみ魚が通れるところを作り、そこへ簗簀を設けておき、魚を追い込んで捕る。産卵のために川上へ溯ってくる習性を利用したもの。
【例句】
簗あるぞ向ふみずにも登る鮎
古草「新類題発句集」

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春闘(しゅんとう/しゆんたう)三春

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【解説】
春季闘争の略称。一九五五年以降、毎年春に労働組合によって行われる、賃上げ要求を中心とした共同闘争のこと。一九七〇年代あたりをピークにして、その後の春闘は、年々規模が小さなものになっている。

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花筵(はなむしろ) 晩春

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【子季語】
花毛氈/花見茣蓙/花見の席
【解説】
花見の宴に使う筵を言ったが、転じて、花見の宴そのものをさすようにもなった。また、花が散り敷いているさまを筵に見立てていう場合もある。
【例句】
片尻は岩にかけけり花筵
丈草「有磯海」

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雛市(ひないち) 仲春

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【子季語】
雛見世/雛売場/雛の店
【解説】
雛人形や雛道具を売る市。江戸時代のころは、往来に小屋を作って雛市が立ち、雛や雛の調度品を求める多くの人でにぎわった。
【例句】
店へ出る雛に桃のつぼみかな
也有「蟻づか」

雛見世の灯を引ころや春の雨
蕪村「蕪村句集」

雛市やかまくらめきし薄被
一茶「文化句帖」

掌に飾て見るや雛の市
一茶「文政句帖」

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菠薐草(ほうれんそう/はうれんさう )初春

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【子季語】
法蓮草/鳳蓮草
【解説】
食卓にのぼる野菜として、広く親しまれている。晩秋に種を蒔き、二三月頃、花茎が立つ前に収穫する。栄養豊富で美味。世界中で食用されている。日本へは十六世紀に渡来。おひたしや和え物などにする。

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