【解説】
物種は草木の種の総称。春、秋咲きの草花や野菜などの作物の種を蒔くことをいう。
【例句】
庭に出でて物種まくや病み上り
正岡子規「春夏秋冬」
種蒔ける者の足あと洽しや
中村草田男「来し方行方」
【解説】
物種は草木の種の総称。春、秋咲きの草花や野菜などの作物の種を蒔くことをいう。
【例句】
庭に出でて物種まくや病み上り
正岡子規「春夏秋冬」
種蒔ける者の足あと洽しや
中村草田男「来し方行方」
【子季語】
羊剪毛/剪毛期/山羊の毛刈る
【解説】
緬羊の毛を刈り取ること。春、あたたかくなってから行う。刈り取った毛は毛糸や毛織物の原料となる。
【子季語】
黄金週間
【解説】
四月末から五月初めにかけての休日の多い週をさす。黄金週間、大型連休とも。観光地や各イベント会場はにぎわい、交通機関が混雑する。「ゴールデンウィーク」は和製英語。
【解説】
初春に藍の種を蒔くことをいう。藍はタデ科の一年草。葉や茎から染料をとるために栽培される。
【子季語】
春の簗
【解説】
春、溯上してくる鮎などを捕えるために仕掛けた簗。木や竹を並べて川の水を堰き止め、一か所のみ魚が通れるところを作り、そこへ簗簀を設けておき、魚を追い込んで捕る。産卵のために川上へ溯ってくる習性を利用したもの。
【例句】
簗あるぞ向ふみずにも登る鮎
古草「新類題発句集」
【解説】
春季闘争の略称。一九五五年以降、毎年春に労働組合によって行われる、賃上げ要求を中心とした共同闘争のこと。一九七〇年代あたりをピークにして、その後の春闘は、年々規模が小さなものになっている。
【子季語】
花毛氈/花見茣蓙/花見の席
【解説】
花見の宴に使う筵を言ったが、転じて、花見の宴そのものをさすようにもなった。また、花が散り敷いているさまを筵に見立てていう場合もある。
【例句】
片尻は岩にかけけり花筵
丈草「有磯海」
【子季語】
雛見世/雛売場/雛の店
【解説】
雛人形や雛道具を売る市。江戸時代のころは、往来に小屋を作って雛市が立ち、雛や雛の調度品を求める多くの人でにぎわった。
【例句】
店へ出る雛に桃のつぼみかな
也有「蟻づか」
雛見世の灯を引ころや春の雨
蕪村「蕪村句集」
雛市やかまくらめきし薄被
一茶「文化句帖」
掌に飾て見るや雛の市
一茶「文政句帖」