【子季語】
たん、いしずみ、岩木、五平太
【解説】
地中に埋れた植物が地圧・地熱のために炭化したもの。他の燃料より安価で熱量もあるが、火付きが悪く煤煙や亜硫酸ガスが出るので、家庭ではストーブや風呂に用いる程度である。
【例句】
石炭を運びこぼしぬ海深し
長谷川零余子「ホトトギス」
貧児の眼石炭の炉に到るかな
島田青峰「青峰集」
旗を振る後尾車掌や石炭車
楠目橙黄子「続ホトトギス」
【子季語】
たん、いしずみ、岩木、五平太
【解説】
地中に埋れた植物が地圧・地熱のために炭化したもの。他の燃料より安価で熱量もあるが、火付きが悪く煤煙や亜硫酸ガスが出るので、家庭ではストーブや風呂に用いる程度である。
【例句】
石炭を運びこぼしぬ海深し
長谷川零余子「ホトトギス」
貧児の眼石炭の炉に到るかな
島田青峰「青峰集」
旗を振る後尾車掌や石炭車
楠目橙黄子「続ホトトギス」
【子季語】
蝿取蜘蛛
【解説】
灰褐色をした小形の蜘蛛で網の巣を作らない。野外にもいるが家の中に入ってきて壁などに貼りついている。敏捷に動いて蝿を捕食する。
【例句】
草むらや蝿取蜘の身づくろひ
史邦「芭蕉庵小文庫」
平蜘や蝿とりはづしとりはづし
一茶「文政八年句帖」
【解説】
蕎麦は茎先に白または淡紅色の小花を総状に咲かせる。高所で栽 培される蕎麦は品質もよく、高原一面、蕎麦の白い花でおおわれる風景もよく目にする。
【科学的見解】
中国原産のソバは、タデ科の一年草であり、古い時代に日本へ導入され、広く栽培されている重要穀物である。ソバの花は白色であり、開花後に三角錐状の種子を形成する。近縁種としては、シャクチリソバが存在するが、本種の葉は五角形状であるのに対して、シャクチリソバは三角形状であるため、その点で区別できる。(藤吉正明記)
【例句】
蕎麦はまだ花でもてなす山路かな
芭蕉「続猿蓑」
汐風にもめても蕎麦の白さかな
浪化「射水川」
山畑や煙りのうへのそばの花
蕪村「夜半叟句集」
日曜の埃つかれに蕎麦の花
石橋秀野「桜濃く」