【解説】
カメムシ目コオイムシ科に属する水棲昆虫。全国の水田や沼などに広く生息する。成虫は二センチくらいで体色は褐色。小魚や昆虫を捕らえると、口針から消化液を注入して溶けた肉質を吸い込む。四月から十月にかけて産卵する。
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松藻虫(まつもむし) 三夏
【解説】
カメムシ目マツモムシ科に分類される水生昆虫の総称である。全国の沼や池に広く生息する。体は細長い六角形で体色は褐色。背面泳ぎをすることで知られている。昆虫や小魚などを捕食する。
常山虫(くさぎのむし)三夏
【子季語】
くさぎ虫
【解説】
食害性害虫のコウモリガの幼虫をいう。大きさは二センチから五センチくらい。草の茎や木の幹に入り、円筒状の空道を作る。羽化は八月から十月上旬。これをを焙って食すと強壮の効果があるとされる。
鍬形虫(くわがたむし/くはがたむし)三夏
田亀(たがめ) 三夏
【子季語】
河童虫/高野聖/どんがめ
【解説】
コオイムシ科の水生昆虫。カメムシの仲間で、全体が黒褐色。昆虫や蛙などを水中で捕まえて体液を吸い取る。田に棲むカメムシの意でこの名がある。
木食虫(きくいむし/きくひむし) 三夏
【子季語】
鉄砲虫
【解説】
カミキリムシの仲間の総称で、日本には八百種類ほどいるとされる。六~九月に発生し、薔薇や楓、無花果などを食害する。
風船虫(ふうせんむし) 三夏
【子季語】
みづむし
【解説】
カメムシ目ミズムシ科の水生昆虫。カメムシの仲間で、全国の沼や田に広く棲息する。全体が褐色で、背中に黒い縞模様を持つ。 風船虫を入れた器に紙片を入れておくと、それにつかまって浮いたり沈んだりする。それが風船のようだというのでこの名がある。
根切虫(ねきりむし) 三夏
【解説】
ヤガ(野蛾)の幼虫の総称で、五月から十月にかけて発生する食害性害虫。草花や野菜の根を食いきって枯れさせる。
瓜蠅(うりばえ/うりばへ) 三夏
【子季語】
瓜葉虫/瓜虫/守瓜
【解説】
ハムシ科の昆虫。冬を越した成虫は五月ころ活発動き出し、瓜の葉にとりつく。背は褐色で腹部と足は黒い。幼虫は瓜の根を食べて被害を与える。
雀の担桶(すずめのたご) 三夏
【子季語】
雀の小便担桶
【解説】
梅や林檎、柿の木などにたかって葉を食べるイラムシの繭をいう。繭の中の虫が羽化する時に、殻に丸い穴をあける。それが小さな桶のようであるところから「雀の担桶」と液体をいれる容器にたとえられる。

