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季語と歳時記

きごさい歳時記

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磯鵯(いそひよどり) 三夏

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【解説】
本州から九州に分布し、岩や礫のある場所を好み、海岸の岩場や崖、河川などに生息する、二十三センチほどの鳥。雄は頭部から背、尾までの上面と顔、喉から胸までが明るい青色で、腹から下は赤褐色。ヒーチョイチョピーチョなどと大きな澄んだ声でさえずる。
【科学的見解】
イソヒヨドリは、ヒタキ科の鳥類で、日本全国の海岸等の岩場で留鳥もしくは漂鳥として生息しており、北海道においては夏鳥として渡来する。磯という名前の通り、海岸付近を主な生息場所としているが、近年では海岸から内陸地の都市部や住宅地等にも生息地を拡大している。営巣場所は、岩やビル等の人工物の隙間を利用し、枯草等を集めて椀形の巣を作る。産卵期は三月から六月で、産卵数は五個から六個とされている。(藤吉正明記)

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玉鴫(たましぎ) 三夏

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【解説】
中国南部からマレー半島、インド、アフリカ南部、東オーストラリアなどに繁殖する鳥で日本に繁殖するのは珍しいが、北陸、関東以南の水田、湿地、休耕田で生息する。二十四センチ程。雄より雌の方が色彩が派手。雄は頭部から上面にかけて褐色、喉から胸は灰褐色で腹は白い。雌は額から頸が赤褐色で胸は黒い。アイリングとその後方に勾玉のような模様がある。一妻多夫で雄が子育てをする。
【科学的見解】
タマシギは、タマシギ科の鳥類で、東北以南の地域に留鳥もしくは漂鳥として生息しているが、個体数は少ないとのことである。生息環境は、草の生えた水田等の湿地を好み、草の種子や小動物等を捕食している。巣は草の茂み等の地上に作り、枯草を寄せて皿形をしている。産卵期は四月から七月で、四個程産卵する。(藤吉正明記)

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蒿雀(あおじ/あをじ) 三夏

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【解説】
本州中部以北の山地の林で繁殖し、冬は平地や市街地にも生息する、十六センチほどの鳥。背は緑褐色であるが、喉から腹は黄色で黒い小斑点がとび、地面に降り立つ時などはその黄色が目につく。チョロピーチョッピーチリリとゆっくりしたテンポでさえずる。
【科学的見解】
アオジは、ホオジロ科の鳥類であり、夏鳥として本州や北海道に渡来し繁殖する。近縁種としては、シマアオジ、ノジコ、クロジなどが知られている。本種は、明るい林や草原に接した林の林縁部でイネ科植物の枯葉や茎を用いて椀型の巣を作り営巣する。産卵期は五月から七月で、四個から五個程度産卵する。群れで行動することはあまりなく、地上に落ちた草の実などを餌にしている。(藤吉正明記)

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岩雲雀(いわひばり/いはひばり) 三夏

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【子季語】
岳雀
【解説】
本州中部の高山の森林やハイマツ帯、岩場で繁殖する、十八センチほどの鳥。頭部、頸から胸にかけては暗灰色、背や胸は褐色に黒や白の縦斑がある。さえずりはチュチュリチュチュリビュリルピッピッピッなどと色々な声を組み合わせ、柔らかく声量がある。 余り人を怖れず山小屋の残飯をあさりにきたりする。
【科学的見解】
イワヒバリは、イワヒバリ科の野鳥で、本州中部から東北地域の高山及び山地の岩場で留鳥として生息している。本種は、雌雄同色であり、産卵期は六月から七月で、卵数は三個から四個とされている。高山の山小屋付近で見かける場合が多い。近縁種としては、カヤクグやヤマヒバリが知られている。(藤吉正明記)

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眉白(まみじろ) 三夏

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【解説】
夏鳥として本州中部以北に渡来し、低山帯から亜高地帯までの林に生息する、二十三センチほどの鳥。雄はほぼ全体が黒色で白色の太い眉斑が目立つ。雌はオリーブ褐色で眉斑は黄白色。キョロンチーと一声ずつ区切ってさえずる。春秋の渡り期には都市公園でも見られる。マミジロと読む。
【科学的見解】
マミジロは、ヒタキ科の鳥類で、本州中部以北の山地の広葉樹林や針葉樹林に夏鳥として渡来する。地上で昆虫やミミズ等を捕食するほか、木の実等も食す。森林内のミヤマイボタやウツギ等の低木樹上に枯草や木の枝を活用して椀形の巣を作る。産卵期は五月から七月で、三個から四個程度産卵する。近縁種としては、トラツグミやクロツグミが知られている。(藤吉正明記)

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便追(びんずい) 三夏

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【解説】
四国以北の山地、亜高地帯の明るい林で繁殖する、十六センチほどの鳥。松林を好む。頭部から尾までの上面が緑褐色。頭部に黒褐色の細かい縦斑があり、白いはっきりした眉斑がある。チチロチチロツイツイツイツイツイビイーと早口にさえずる。ビンビンツイツイが顕著なところからビンズイの名がついた。
【科学的見解】
ビンズイは、セキレイ科の野鳥で、主に四国以北で繁殖し、冬期は本州中部以南に移動する。夏は主に昆虫等の動物質のものを餌とし、冬は主に植物の種子を食べる。営巣は地上で行い、枯草やマツ葉等を用いて椀形の巣を作る。産卵期は五月から八月で、三個から五個程度産卵する。高原で営巣することが多いため、しばしばカッコウに托卵されることがある。近縁種としては、タヒバリが知られている。(藤吉正明記)

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頬赤(ほおあか/ほほあか) 三夏

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【子季語】
ほあか
【解説】
本州では夏は高原に、冬は河川敷の草原、農耕地で暮らす十六セ ンチ程の鳥。頭部から頸は灰色、背は黒褐色の斑がある。頬が茶 色であることからこの名がついた。さえずりはチョッチッチチュ チュリチッ。数が少ない。
【科学的見解】
ホオアカは、ホオジロ科の鳥類で、北日本では低地の草原で、南・西日本では高原で繁殖を行い、主に草地環境に生息する。北日本の個体は、冬期になると暖地へ移動する。日本全国に分布するが、個体数は多くはない。営巣は草の根元付近で行い、イネ科植物の枯草を集め椀形の巣を作る。産卵期は五月から七月で、三個から六個程度産卵する。近縁種としては、ホオジロやカシラダカが知られており、姿や形が似ているものの、本種の頬は赤褐色になるため区別ができる。(藤吉正明記)

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柄長(えなが) 三夏

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【解説】
九州以北に分布し、平地から山地の林、樹木の多い都市公園などに生息する、十四センチほどの鳥。丸くて小さい、綿を丸めたような体に長い尾羽がついているので柄長の名がついた。額から後頸と腹は白く、眉斑、頸、背、尾は黒、背の両側と肩羽は淡い葡 萄色。秋から冬は群れで行動し、カラ類、眼白、こげらなどと混群を作る。
【科学的見解】
エナガは、エナガ科の鳥類で、九州から北海道までの地域に留鳥として生息している。本種は、雌雄同色であり、森林を好み、群れを作る習性が強い。産卵期は、四月から六月で、産卵数は多く、十三個程産卵する。近縁種としては、北海道に生息する亜種のシマエナガが知られている。本種の成鳥は眼の所に黒い帯ができるのに対して、シマエナガは黒筋ができず、頭部が白色となるところが特徴である。(藤吉正明記)

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五十雀(ごじゅうから/ごじふから) 三夏

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【解説】
九州以北に留鳥として分布するが、数は少ない。頭部から背、肩が青灰色、黒い過眼線があり、頬から腹にかけては白く脇は淡橙 色、大きさは一四センチ程。フィフィフィとさえずる。幹をぐるぐる巡りながら小昆虫をついばむので木回りともいう。
【科学的見解】
ゴジュウカラは、ゴジュウカラ科の野鳥で、九州から北海道までの山地の林に留鳥として生息している。産卵期は四月から七月で、七個程度産卵する。昆虫類や木の実を食し、秋になると貯食を行う習性がある。近縁種としては、北海道にのみ生息する亜種のシロハラゴジュウカラが知られている。(藤吉正明記)
【例句】
ざわざわし女組やら五十雀
一茶「八番日記」

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子負虫(こおいむし/こおひむし) 三夏

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【解説】
カメムシ目コオイムシ科に属する水棲昆虫。全国の水田や沼などに広く生息する。成虫は二センチくらいで体色は褐色。小魚や昆虫を捕らえると、口針から消化液を注入して溶けた肉質を吸い込む。四月から十月にかけて産卵する。

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