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季語と歳時記

きごさい歳時記

カテゴリーアーカイブ: g植物

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夾竹桃(きょうちくとう、けふちくたう)仲夏

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kyoutikutou
【解説】
原産地がインドの常緑の潅木。乾燥に強い為、街路樹や工場地帯の緑化にも使われる。花は白や桃色の濃淡で、一重と八重咲きがある。

山法師の花(やまぼうしのはな、やまぼふしのはな)晩夏

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yamabousi【子季語】
山帽子、山桑の花
【解説】
ミズキ科の落葉高木、高さは六~十メートル。花弁のように見える、白い四枚の総苞片(そうほうへん)の芯に黄緑色の細かい花が密生している。白い頭巾をかぶった比叡山延暦寺の法師姿をイメージしてつけられたとも。
【科学的見解】
山法師(ヤマボウシ)は、本州から沖縄の山地に分布する。近縁種としてアメリカヤマボウシ(別名:ハナミズキ)が存在するが、開花期の違いや果実の形などで容易に判別できる。アメリカヤマボウシは、四月から五月頃に花を咲かせるが、ヤマボウシは六月から七月に開花する。(藤吉正明記)
【例句】
かなたより空かげりくる山法師
高田正子「花実」

石楠花(しゃくなげ)初夏

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syakunage【子季語】
石南花、しゃくなぎ、せきなん
【解説】
ツツジ科の常緑低木。原産地は北半球。茎の先端に優雅で柔らかな花をつける。ヒマラヤから中国南部の高山地帯で多種が分布し、たくましい生命力にあふれている。花の色は、赤、ピンク、オレンジ、紫、青、黄など。

蛇苺(へびいちご)初夏

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hebiitigo【子季語】
くちなはいちご
【解説】
バラ科の多年草。四月から五月、黄色い花をつけ、五月から六月、野原や田んぼのあぜ道など、蛇の出そうな湿気の多いところに茎をはって実をつける。実はすかすかで毒もないが甘みもなく食べられない。
【例句】
蛇いちご半弓提げて夫婦づれ
嵐雪「其浜ゆふ」

雪割草(ゆきわりそう、ゆきわりさう)初春

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yukiwari
【子季語】
三角草、州浜草、洲浜細辛、洲浜菊
【解説】
キンポウゲ科の多年草。本州から四国の早春の低山地で、雪解けを待って茎の先端に、白や淡紅、紅紫、青紫の花を一つつける。葉の形が婚礼の儀式などに用いられる洲浜台、また浜辺の洲浜のようであることから洲浜草とも呼ばれる。
【科学的見解】
ユキワリソウの標準和名は、ミスミソウである。ミスミソウは、キンポウゲ科の多年草で、本州中部以西から九州北部までの林内に生育している。葉は、先端の尖る小葉三枚をつけ、根生状に束生する。花は、白または紅紫色となる。同じユキワリソウを別名にもつものとして、スハマソウも知られている。スハマソウとミスミソウは似ているが、ミスミソウの小葉先端が尖っているのに対して、スハマソウの小葉先端は丸みがあるため、そこで区別することができる。(藤吉正明記)

夏萩(なつはぎ)仲夏

季語と歳時記

【子季語】
さみだれ萩、萩の茂
【解説】
六月頃から咲き始める宮城野萩、七月ごろに開花する犬萩、猫萩をいう。まだ花をつけない青々と茂った萩も、俳句では夏萩である。
【例句】
夏萩の莟ともなく咲きにけり
由誓「利根太郎」

青柿(あおがき、あをがき)晩夏

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aogaki【解説】
まだ熟さない青い柿のことをいう。柿は梅雨どきに目立たない花を咲かせ、そのあと青い実をつける。まだ熟さない柿は渋く生食には向かないが、柿渋を採取するのは、青柿を利用する。

青芝(あおしば、あをしば)三夏

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aosiba【子季語】
夏芝
【解説】
夏になって一面に青々と伸び育ってきた芝をいう。芝刈を繰り返し、除草、水撒きなど手入れの行き届いた夏芝は、緑の絨毯ように美しい。
【例句】
あら草に負けて夏芝あはれなり
松本たかし「火明」

蓮の葉(はすのは)晩夏

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hasunoha【子季語】
蓮の巻葉、蓮青葉
【解説】
夏の初め、柄を伸ばして水面に浮かんでいるのが「蓮の浮葉」。これに対し、成長し水面を抜き出し巻葉となり、やがて直径六十センチもの葉となって空中に広がるのが「蓮の葉」である。
【科学的見解】
ハスは、ハス科の多年草であり、食用や観賞用として各地で栽培されている。種子から発芽した小さな葉は、水面に浮く形態をとるが、成長すると水面から突き出た円形の葉となる。円形の葉の部分は、葉身である。葉身の表面には微小な突起があるため、表面張力により水を弾く性質がある。(藤吉正明記)
【例句】
笙涼し遥かに蓮の葉分船
蓼太「蓼太句集三稿」

あしらひて巻葉添へけり瓶の蓮
太祗「太祗句選」

蛍袋(ほたるぶくろ)仲夏

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【子季語】
釣鐘草、提灯花、風鈴草
【解説】
山野に見られるキキョウ科の多年草。北海道西南部から九州に分布する。花の中に蛍を入れて遊んだとか、花の形を提灯に見立てたなど諸説がある。花は六、七月ごろに咲き、白色と淡紅紫色があり、濃い紫色の斑点がある。
【例句】
釣鐘草後につけたる名なるべし
越人「あらの」

蟻のより釣鐘草のうつぶせに
白雄「白雄句集」

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お知らせ:第2回「大岡信記念/富士山俳句大会」

4月12日(日)、第2回「大岡信記念/富士山俳句大会」(大会実行委員会主催)が大岡信の出身地・静岡県三島市で開かれます。村松二本さん(「椎」主宰)の講演のほか、俳句会、事前投句の入選発表があります。

【大会日程】
日時:4月12日(日)午後1時ー4時
会場:三島市民文化会館(三島駅南口、徒歩5分)
参加費:2000円
参加申し込み:大会サイトから申し込んでください。

1)句会:5句、選者=長谷川櫂、村松二本
2)講演:村松二本「信と楸邨」
3)事前投句の入選発表、選者=長谷川櫂、村松二本

【事前投句の募集】

題:大岡信、春
投句:1人2句まで。無料。
締め切り:3月25日(日)必着。郵便はがき、または大会サイトへお送りください。

送り先:〒437ー0064 静岡県袋井市川井1252の6、野村久
参加申し込み、事前投句はこちらから

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