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季語と歳時記

きごさい歳時記

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半夏生(はんげしょう、はんげしやう)仲夏

季語と歳時記

【子季語】
半夏、半夏水、半夏雨、半夏生ず
【解説】
七十二候の一つ。夏至から十一日目に当たる日、太陽暦では、七月二日頃となる。かつては田植の終期とされた。ドクダミ科の多年草半夏生草が生える頃なのでこの名があると言われる。
【例句】
汲まぬ井を娘のぞくな半夏生 
言水「浦島集」

三寒四温(さんかんしおん、さんかんしをん)晩冬

季語と歳時記

【子季語】
三寒、四温、四温日和
【解説】
春が近い頃の気象現象。ほぼ七日間周期で天気が変化する。三日ほど寒い日が続いたあとで四日ほど暖かい日がつづく。

春分(しゅんぶん)仲春

季語と歳時記

【子季語】
中日、時正
【解説】
二十四節気のひとつ。太陽暦の三月二十一日の頃にあたり、太陽の中心が春分点を通過する。太陽は真東から昇り、真西に沈んで、昼と夜の長さがほぼ等しくなる。この日を境に昼の時間が次第に長くなっていく。春の彼岸の中日で、このころからいよいよ暖かくなってゆく。
【例句】
時正の日猟師の茶の子貰ひけり
嘯山「葎亭句集」

冬めく(ふゆめく)初冬

季語と歳時記

【解説】
町のたたずまいや山野の眺めばかりでなく、雨や風、空気なども冬らしくなること。人の何気ないしぐさなどにも冬の訪れを感じることがある。
【例句】
冬めくやうき身さみしく頬かむり
清原枴童「ホトトギス雑詠選集」

枝葉鳴るあした夕べに冬めきぬ
室積徂春「ゆく春」

冬めくやこゝろ素直に朝梳毛
石橋秀野「桜濃く」

八月(はちがつ、はちぐわつ)初秋

季語と歳時記

【解説】
立秋を迎え、暦の上では夏から秋へと季節はかわる月。実際にはしばらく暑い日が続くが、そうしたなかにも暑さはさかりを越え、徐々に秋の気配が濃くなってゆく。
【例句】
八月の太白ひくし海の上
正岡子規「子規全集」

八月や大風南より来る
佐藤紅緑「新俳句」

八月のうぐひす幽し嶽の雲
渡辺水巴「水巴句集」

八月の雨に蕎麦咲く高地かな
杉田久女「杉田久女句集」

春寒(はるさむ)初春

季語と歳時記

【子季語】
春寒し、寒き春、料峭
【解説】
春が立ってからの寒さである。余寒と同じであるが、語感や情感 のうえで微妙な違いがある。春寒は、余寒よりも春への思い入れ が強い。
【例句】
春寒し泊瀬の廊下の足のうら
太祇「太祇句選後篇」

春寒しまだ月のもる梢ども
也有「蟻づか」

池田より炭くれし春の寒さかな
蕪村「夜半叟句集」

春寒し風の笹山ひるがへり
暁台「暁台句集」

春寒やぶつかり歩く盲犬
村上鬼城「定本鬼城句集」

春寒し人熊笹の中を行く
前田普羅「飛騨紬」

格子戸をはめし岩屋や春寒し
松本たかし「たかし句集」

春寒や竹の中なる赫映(かくや)姫
日野草城「花氷」

春寒く海女にもの問ふ渚かな
加藤楸邨「雪後の天」

夏至(げし)仲夏

季語と歳時記

【子季語】
夏至の日
【解説】
二十四節気の一つ。この日北半球では、太陽は最も高いところに あって一年中で昼が一番長い。だが、実際には梅雨のさ中である ために、からりとした晴天に恵まれることはあまりない。
【例句】
心澄めば怒濤ぞ聞こゆ夏至の雨
臼田亜浪「白道」

年越(としこし)暮

季語と歳時記

【子季語】
年越す、大年越、年移る
【解説】
大晦日の夜、眠らずに新しい年を迎えること。除夜の鐘を聞きな がら年越そばを食べるというのもこの夜の慣わしの一つ。古くは 節分の夜のことをいった。
【例句】
あたなしに打越す年や雪礫
宗因「宗因発句集」

年越の夢路にさへや老の坂
風虎「一字幽蘭集」

年こしや余り惜しさに出てありく
北枝「草庵集」

寒波(かんぱ)晩冬

季語と歳時記

【子季語】
寒波来る、冬一番
【解説】
冬、シベリア方面から波の様に周期的に寒気団が来ること。気温 もぐっと下がり厳しい寒さに見舞われる。
【例句】
凛々と目覚時計寒波来
日野草城「銀」

五月(ごがつ、ごぐわつ)初夏

季語と歳時記

【子季語】
五月来る、聖五月
【解説】
この月から夏に入るが、まだ、暑さや湿気が少ない。新緑が萌え て、一年の中でも特に清々しさを感じられる頃である。
【例句】
海ははれて比叡ふりのこす五月哉
芭蕉「詠草」

うすうすと窓に日のさす五月かな  
正岡子規「寒山落木」

門川に流れ藻絶えぬ五月かな 
河東碧梧桐「筑摩文学全集」

美しき五月微熱を憂しとせぬ 
日野草城「旦暮」

とぎ屋きて村の五月の簷下に
長谷川素逝「ホトトギス雑詠選集」

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2/7(土) HAIKU+

講師は五島高資(ごとう・たかとし)さん
演題は人間・金子兜太に迫る
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