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第13回学校俳句交流会レポート~長谷川櫂先生を迎えて~

きごさいBASE 投稿日:2014年12月23日 作成者: dvx223272014年12月23日

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12月6日(土)。第13回を迎える学校俳句交流会の会場となった江東区立八名川小学校の図書室は熱気に包まれていた。

50人を超える参加者に椅子やテーブルが足りなくなり、急きょ、隣の教室からスタッフが椅子を運び入れるほどだった。

日本学校俳句研究会代表、小山正見の挨拶の後、早速、実践報告が始まった。今回の実践報告は、葛飾区立木根川小学校の教諭、木原小百合先生が務めた。木原小百合先生は、教員3年目のフレッシュな先生でありながら、教室や学校で俳句指導を実践されている。実践報告では、木原学級の子ども達が1年間の季節の移り変わりの中で詠んだ、折々の俳句が写真とともに紹介された。それはさながら、子ども達の成長アルバムのようであった。

そして、いよいよ長谷川櫂先生の講演である。櫂先生は、まず冒頭で「人生を山のような放物線上に考えるのは、経済効率的人生観である」と危惧された上で、それぞれの年代・世代に華があり、それぞれの年代を充実して生きるという考え方が大切であり、それが「生涯教育」であると力説された。会場の多くは学校関係者である。櫂先生の人生観に、教育に携わる者として大きく頷く姿があちこちに見られ、まさに目から鱗が落ちるお話であった。

その後、芭蕉の「古池」の句のお話から、先日NHKで放映された「ようこそ先輩」の様子などを紹介されながら、俳句で大切なのは「耳を澄ませる」ことであると話された。「耳を澄ます」ことは、「情報源を限定すること」であり、「想像を活性化すること」である。だから、吟行後に「もう一度俳句を見直し、心の世界と向き合うこと」が大切であると結ばれた。

学校現場で子ども達が俳句を作ると、同じような句が並ぶことがある。私たちはそんな日常を目の当たりにしているだけに、櫂先生のお話は、「まさに、納得」の一言であった。00b

想像力がオリジナリティーを作る。俳句に「心の世界」をどう取り入れるか。今後の学校俳句の現場での課題にしたいと強く感じた。

櫂先生のお話の後に、参加者全員で「音」を聞いて、その音からその場で俳句を作り、句会を行った。櫂先生にも句評をいただき、大いに盛り上がった。「音」は実は「黒板にチョークで何か書いている音」であったが、音から想像力を広げて詠んだ参加者最年少、現役女子高生の星野沙奈さんの

冬来る板書の音で覚めた夢

が見事、互選の第一位を獲得した。

日本学校俳句研究会幹事長 山本新

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小学一年生に、五七五を教えた木原小百合先生の報告

長谷川櫂季語歳代表の講演に先立って、葛飾区立木根川小学校の木原小百合先生の俳句授業=「はじめての俳句指導―子どもたちと喜びを分かちあってー」の報告がありました。教師2年目(昨年時)の若い先生が、ひらがなを覚えたばかりの22人の一年生の二学期から、一緒になって俳句授業を盛り上げ、進化させていくプロセスを語られ素晴らしかったです。
9月―3月の7ヶ月間。最初の9月は、あさがおが、○○○○○○○ ○○○○○ の中七、下五にことばを入れることからスタート、10月はかぶとむし、5・7・5・・・毎月テーマを変えて実施、よく見て、感じてその様子を書くことを指導する。俳句とは言わず5・7・5と言う。1月にはじめて季語について話し、句会をしたそうです。句会は友達の句のよいところを見つけること。楽しみながら、子供たちを誉めて乗せながら、5・7・5をつくる教室の現場ならではエピソードには、俳句授業の多くのノウハウが含まれていました。学年最後の3月のしんきゅう俳句には、一年生の元気と進歩が見えて笑みがこぼれてしまいました。

えんぴつをいっぱいけずってしんきゅうす K・Kさん
てつぼうのぶらぶらできてしんきゅうす A・Mさん
あやとりができてうれしいしんきゅうす M・Zさん
先生にほめてもらってしんきゅうす M・Zさん

がんばれ、木原先生!(西川遊歩記)

2015年の主な行事

きごさいBASE 投稿日:2014年12月23日 作成者: dvx223272014年12月23日

きごさいの2015年の主な行事をお知らせします。

◆1月18日(日):第1回 講座+句会「恋する二月」(長谷川櫂)、神奈川近代文学館
◆2月14日(土):第2回 恋の俳句大賞発表、ホームページ
◆2月27日(金):第1回 花仙の会(福島光加+飛岡光枝)、東京ウイメンズセンター
◆4月5日(日):ハウステンボス山桜植樹会
◆同      :第2回講座+句会「桜の話」(西川遊歩)、ハウステンボス
◆7月4日(土):第3回講座+句会「こどもの俳句」(仮題、小山正見)、神奈川近代文学館
◆8月7日(金):第3回恋の大賞発表、ホームページ
◆10月12日(月、祝日):第4回講座+句会「秋の草花」(仮題、藤吉正明)、神奈川近代文学館
◆11月29日(日):第5回全国小中学生俳句大会、神奈川近代文学館
◆12月:「歳時記学」第8号刊行

第4回きごさい全国小中学生俳句大会表彰式が開催されました

きごさいBASE 投稿日:2014年12月3日 作成者: dvx223272014年12月3日

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今年で4回目となる「きごさい全国小中学生俳句大会の表彰式」が11月30日(日)の午後、神奈川近代文学館のホールにて開催。約8000句の応募作品から選ばれた佳作、入選、特選、大賞の順に受賞者は壇上に上がり、長谷川櫂代表から受賞句が記載された賞状と記念品が授与されました。賞状を受け取るときに、選者の先生からひとりひとりに、受賞句についての良かった点や感想が語られ励ましのことばも添えられ、皆さんうれしそうでした。
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◆大賞には

えんてんかがまん強いなマンホール 愛知県 中2 山本海斗

山本海斗君の句が選ばれました。「授業に遅れそうになり、裸足で駆け出し、マンホールを踏んで、「あつっ」と叫んだ。真夏の暑さにじっと耐えているマンホールはすごいなと思いこの句ができました」と受賞作についてコメンとしました。

◆特選作品12句
大木あまり選
ふわふわの雪は天使のおとしもの 東京都 中1 丹野加菜
空高く日差しきらめきプールかな 静岡県 中2 鈴木由有
えんてんかがまん強いなマンホール 愛知県 中2 山本海斗
小山正見選
いなかにはおちゅうげんのぼくがいく 大分県 小1 菅野北斗
夕立は音頭調節機能付き 東京都 小6 齊藤大志
えがけたぞ青一色で夏の空 東京都 小4 飯塚大悟
高田正子選
黄金色田んぼの稲も太陽も 青森県 中1 升田誇子
ぼくの夢いろいろあってまよう夏 高知県 小4 橋本羽流
夏空にぐんぐん泳ぐぼくと雲 東京都 小6 長澤翼
長谷川櫂選
勉強をしろとしつこい母は蝉 静岡県 中1 堀内恒輝
けしゴムははだかでさむい冬の夜 東京都 小4 大谷茉莉那
エレベーター降りたら滝がまっている 東京都 小6 成久恋

◆学校賞
小学校の部 江東区立 越中島小学校
中学校の部 静岡県森町立 旭が丘中学校

小学校の部で、昨年に引き続き受賞した越中島小学校の副校長の笠間先生は「江東区は、俳句がさかんなところで、当校は6年前から俳句教育に力を入れている。今年から江東区全体で俳句授業に取り組んでいくので、受賞を励みとしたい」と。中学校の部で初受賞された旭が丘中学校の村松先生は「受賞作品は短冊に書いて学校の掲示板に貼り、生徒が見て話題している。どのように教えたらいい俳句ができるか、いつも考えているが、季語を誉めるという方向性を最近提案したら、新しい発想の句が出来てきた」と日ごろの俳句指導の一端を述べられました。

季語歳が編集した「こども歳時記」(小学館刊)が出版されてから初めての大会で、以前より季語のバリエーションが増えたとの感想もいただきました。さらに、季語歳と学校俳句研究会(小山正見会長)が今後より緊密に活動していく方向性を確認し、小中学生の俳句教育に貢献していきたいと考えております。
*協賛企業=㈱開明、㈱Z会、㈱小学館(西川遊歩=きごさい全国小中学生俳句大会実行委員長)

全国小中学生俳句大会 投句を締め切りました

きごさいBASE 投稿日:2014年9月18日 作成者: dvx223272014年9月18日

多くの投句ありがとうございました。
今後の予定は以下のとおりです。

【選考結果発表】
11月15日頃を予定しています。

【発表&表彰イベント】
入選者の発表、選者各氏の講評、表彰+レクチャー(俳句づくりのためのポイント)を含む表彰イベントには、誰でも参加できますので、希望者はあらかじめ事務局にメールか電話でお申し込みください。
日 時 平成26年11月30日(日) 午後2時―4時
会 場 神奈川近代文学館 横浜市中区山手町110 港の見える丘公園内 
☎045-231-0862

恋の俳句大賞決定 

きごさいBASE 投稿日:2014年7月2日 作成者: dvx223272014年7月2日

第1回恋の俳句大賞(主催=きごさい、選者=長谷川櫂)は高角みつこさんの「白玉や次の恋までひと休み」に決定しました。高角さんの句は来春、ハウステンボス(長崎県)での山桜植樹にあわせて、記念プレートを設置します。次点2句、入選13句の作者には『こども歳時記』を贈呈します。

恋の俳句大賞は来年から年2回、次のとおり実施します。
【前期】1月末日締め切り、バレンタインデーまでに発表。
【後期】7月末日締め切り、旧暦の七夕までに発表。
新しい選者を迎える予定ですので、ふるってご応募ください。

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【恋の俳句大賞】

白玉や次の恋までひと休み  高角みつこ

【次点】
恋ひとつ香水瓶に封印す  持田公子
誰よりも君まぶしくてサングラス  趙栄順

【入選句】
これがかの白馬の王子ちゃんちゃんこ  佐々木まき
老いらくの恋の始まる日向ぼこ  横山幸子
満天の星いつせいに飛んで恋  篠原隆子
外套に炎包みて逢いにゆく  神谷宣行
初恋や木莓の菓を摘むごとく  増田竹廣
バレンタインデー回るや大観覧車  飛岡光枝
ひれゆれて恋の金魚となりにけり  飛岡光枝
夏椿誰も知らない恋をして  飛岡光枝
老いてなほ胸ときめかす一賀状  豊田喜久子
恋の日やともに白髪となりてをり  矢野京子
百戦の恋の果てなる羽抜鶏  萬燈ゆき
ポケットからぶつきら棒に恋のチョコ   北側松太
水蜜桃愛のごとくに熟しけり  趙栄順

恋の句締切ました

きごさいBASE 投稿日:2014年7月1日 作成者: dvx223272014年7月1日

恋の句 、締め切りました。
353句の投句ありがとうございました。
近いうちにこのサイトで入賞者を発表いたします。

きごさい事務局

「恋の句」募集中

きごさいBASE 投稿日:2014年6月13日 作成者: dvx223272014年6月13日

「きごさい」(季語と歳時記の会)では今、「恋の句」を募集しています。バレンタインデーや義理チョコを題材にしてもいいですし、それ以外の季節、季語でも結構です。「バレンタインデー」が長過ぎるという人は「恋の日」という新季語を使ってみてください。

締め切りは6月30日です。一人何句でも可。投句料、無料。ただし自作、新作、未発表の句にかぎります。

選句の結果、最優秀作品は2015年春、ハウステンボスに山桜の苗木1本を記念植樹し、作品を刻んだプレートを立てます。また優秀作には3月に刊行された小学館『こども歳時記』を贈呈します。入選句は「歳時記学」第7号に掲載します。

投句はこちらから

あなたの「恋の句」をお待ちしています。

月刊「文藝春秋」6月号に長谷川櫂季語歳代表のインタビュー

きごさいBASE 投稿日:2014年5月15日 作成者: dvx223272014年5月15日

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「孫と句会」の悦楽時間 を掲載!

『大人も読みたい 子ども歳時記』(小学館刊)の発売後、子どもの俳句についての話題があちこちから聞えて来るようになった。「文藝春秋」6月号のインタビューは、P274-280の7ページを割いて、子ども俳句の魅力について、例句を引いて、言葉の工夫や子どもならでは想像力を、具体的に示して面白さを語っている。子どもの俳句とは、子どもにしか作れないものでないといけない。また、大人が読んでも面白いものでなくてはならない、という基準とともに、子どもに「季語」をどのように教えたらよいかという示唆に富んだ内容が展開されている。
 途中、季語歳の理事でもある小山正見先生の、実際の「教室での句会のやり方」についてのインタビューが挿入されていて興味深い。入学してまだ4日目の小学一年生に俳句をどのように教えるのか?なるほど、と思わず唸ってしまう。小学校に入った途端に俳人としての手ほどきを受けると、その先、日々の感心の持ち方が変わることは確かである。小山先生の句会は、提出句は1句だけど、選句は5句。少しでもたくさんの句が選ばれ、自分の句が選ばれない子どもを少なくするためだそうだ。「子どもにとっては、句への評価は、自分への評価なんです」と小山先生。
 さらに、俳句を媒介にどのようなコミュニケーションが出来るか、話は次々に展開する。話題のランドセル俳人、小林凛君のエピソードも登場。そして、最後に俳句の三つの効用が語られる。一つ目は自然をよく観察するようになること。二つ目は、相手が何を感じたのか、想像する習慣が身につく。同時に自分の感じ方が絶対ではないことを悟るので、謙虚になる。三つ目は言葉に対する理解力が非常に高まるということ。言葉というのは心から生れるものなので、言葉に接することは、相手の心に接することになる。大人と子どもの俳句を通じてできる繋がりと広がりは、多くのことをもたらしてくれる。「文藝春秋」6月号をぜひお読みください!(西川遊歩記)

◆掲載句
せんぷうきあああああああおおおおお 山本咲良(小3)
水でっぽううらぎらないとつまんない 古川豪(小5)
カレンダー一枚全部夏休み 武田泰輝(小5)
着膨れやチャック開けるとまたチャック 住吉愛子(小5)
冬の日はずうっと風が旅してる 中山乃維(小5)
あついでしょスイカをどうぞごせんぞ様 上田有紗(小3)
捨てられし菜の花瓶でよみがえり 小林凛

俳句大会の冊子ができました

きごさいBASE 投稿日:2013年11月28日 作成者: dvx223272013年11月28日

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 「第三回きごさい全国小中学生俳句大会」の冊子ができました。入賞作品のほか全応募者の作品、俳句を作るポイントなどの手引きも掲載されています。俳句を指導されている先生には無料でお送りいたします。そのほかの購読を希望される方は、一冊500円(送料込み)でお分けいたします。残部が少ないので、お早めにきごさいショップからお申し込みください。

俳句大会表彰式レポート(2)

きごさいBASE 投稿日:2013年11月27日 作成者: dvx223272013年11月27日

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 作品の講評で、長谷川櫂代表は「子どものときだからこそ作れる俳句が、いい俳句。その俳句を読んだ大人も感動できる俳句を作ってください」と俳句づくりを続けるようにと呼びかけました。参加された父兄のひとりが、「表彰状に一人一人の句が書いてあるのがとてもいいです。額に入れてずっと飾っておきます」と言ってくださいました。
 小学校の部で学校賞を受賞した江東区立越中島小学校は、浮津健史校長が賞状を受け取られたあと、「わが校は俳句の授業を熱心にやっています。今年の五月には、天皇、皇后両陛下が4年生と6年生の俳句の授業を参観されました。子供たちの俳句作りを熱心にご覧になり、質問もされていらっしゃいました。当日つくった生徒の作品を後日、両陛下にお送りしましたところ「生徒のみなさんによろしく」とのおことばをいただきました。俳句の授業へ両陛下がお越しいただいたことや本日、きごさいの俳句大会での受賞なども励みとして、俳句の授業に取り組んでいきます」と、スピーチされました。
 中学校の部での学校賞受賞の東海大学菅生高等学校中等部の大塚哲也先生は、「教室で句会をやって経験を積んだあと、夏休みに俳句をつくる宿題を出して応募しました。その結果、学校賞をいただくことが出来て、今後の励みになります」と述べられました。
 式を終えた後に、教育現場の先生方とお話する機会があり「教室で句会をやるとクラスに一体感が出てくる」「勉強ができる子が、俳句がうまいと限らない。目立たない子にスポットライトが当たるのが、俳句の授業のいいところ」「人のつくった俳句のいいところを誉めることで、他人に対する思いやりができるように思える」などのお話を伺うことが出来ました。
 この大会をきっかけに『子ども歳時記』が作られることになりました。季語と歳時記の会編で、目下、編集中です。来年(2014年)2月に小学館から発売予定です。ご期待ください。

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