東京江東区で山桜植樹記念祭が行われました

日本のあちらこちらで桜開花の声が聞こえる3月27日、江東区長、江東区芭蕉記念館館長列席のもと、山桜植樹記念祭がとり行われました。江東区役所の正面の人通りが多い絶好の場所に山桜三本を植樹、芭蕉の句「さまざまのこと思ひ出す櫻哉」のプレートが設置されました。桜の前には祭壇が設けられ深川の富岡八幡宮宮司さんによりうやうやしく祝詞が唱えられました。今回の植樹会の実行委員長であり、長年江東区を中心に学校俳句教育に力を注いできた小山正見「季語と歳時記の会」副代表により「芭蕉ゆかりの地、俳句の町江東区に芭蕉が愛でた山桜を植樹することはたいへん意味があること」と挨拶がありました。
記念イベントでは新作狂言「転生」が演じられ、長谷川櫂代表による「芭蕉と江東区」と題した講演が行われました。「芭蕉が心の世界を詠んだ「古池」の句が生まれたのは江東区(深川)、芭蕉が江東区に住まなければ、今我々が知っている芭蕉は誕生しなかった」。
植樹した若木は来年にも花を付ける可能性があるとのこと。三本並んで咲いている山桜が目に浮かびます。(報告:飛岡光枝)
