「きごさい+」8月11日は中山圭子さんの南蛮菓子
さまざまなジャンルから講師をお迎えして季節や文化に関わるお話をお聞きする「きごさい+」。
今回の講師は、きごさい+ではおなじみの虎屋文庫の中山圭子さん。
会場で開催の時は虎屋さんのご協力でお菓子付きの講座でしたが、今回もZoomを使ったオンライン開催のため残念ながらお菓子は配れません。講師の中山さんから「ぜひこの機会に、気になる南蛮菓子と飲み物を傍らにご用意いただき、味わいながら、ご参加ださい。」とコメントをいただいております。
講演の後、句会もあります。(選者:中山圭子、長谷川櫂)
演 題 : 異国への憧れ、南蛮菓子あれこれ
講 師 : 中山 圭子(なかやま・けいこ)
プロフィール:
東京藝術大学美術学部芸術学科卒業。四季折々の和菓子のデザインの面白さにひかれて、卒論に「和菓子の意匠」を選ぶ。
現在、和菓子製造販売の株式会社虎屋の資料室、虎屋文庫の主席研究員。
著作に「事典 和菓子の世界 増補改訂版」(岩波書店)、「江戸時代の和菓子デザイン」(ポプラ社)、「和菓子のほん」(福音館書店)など。
講師のひと言
南蛮菓子とは、室町時代末期から江戸時代にかけて、ポルトガルやスペインとの交流によって伝わった菓子のこと。 カステラや金平糖、ボーロなど、今では「和菓子」として親しまれているものがある一方、けさちいな、はるていすなど、日本に根づかなかったものもあります。今回は、異国情緒漂う南蛮菓子の歴史や魅力についてお話したいと 思います。
日 時:2023年8月11日(金・祝)13:30~16:00 (13:15~ Zoom入室開始)
13:30~14:45 講演
14:50~15:20 句会(選句発表)
15:20~16:00 長谷川櫂(きごさい代表)との対談、質疑応答