10/19 (土) ズームできごさい+ 「麗しき島を詠む」
さまざまなジャンルから講師をお迎えして季節や文化に関わるお話をお聞きする「きごさい+」
今回の講師は、名古屋大学大学院で戦後の日台俳壇についての研究をされている李哲宇さんです。
どうぞぜひご参加ください。
講演の後、句会もあります。(選者:李 哲宇、飛岡光枝、長谷川櫂)
日 時 : 2024年10月19日(土) 13:30~16:00
演 題 : 麗しき島を詠む――「台北俳句会」と台湾の季語について
講 師 : 李 哲宇 (リ テツウ)
プロフィール:
1996年台湾台北市生まれ、新北市出身。2018年台湾輔仁大学日本語学科を卒業。2021年台湾輔仁大学日本語学科修士課程で修士号を取得。現在、名古屋大学人文学研究科日本文化学講座博士後期課程在学中。戦後の日台俳壇の交流について博士論文に取り組んでいる。「台北俳句会」会員、「春燈」会員、「耕・KŌ」会員、「台湾川柳会」会員、「俳人協会」会員。
俳句のほか、「私から見た金沢、日本とは」(留学生エッセイコンテスト、金沢香林坊ロータリークラブ主催、2018年、最優秀賞)、「季節の美」(『春燈』7月号、春燈俳句会、2023年、p. 39)等のエッセイもある。現在は都道府県を回りつつ、記録としての俳句及び紀行文を残すことを目指している。
講師からのひと言
中国語、台湾語などの発音でルビを振るものや春夏秋冬を使わない分類法で表現する。もしこのような季語があれば、かなり想像しがたいであろう。しかし、日本に近いようで遠い南国の台湾では、このような「台湾季語」が存在する。加えて、独特な匂いがする「臭豆腐」、台湾における白色テロの発端である「二二八」、魚だがサバではない「サバヒイ(虱目魚)」などの解説文を読まないと分からない項目も見受けられる。様々な独自性を持つ「台湾季語」は、どうして創り出されたか、どう詠まれたかなどの問題は、日本人にとっても、台湾人にとっても難しく、複雑に思われるであろう。これもまた台湾季語と台湾の俳句の魅力だと、私は思う。
2024年10月19日(土) 13:30~16:00 (13:15~ Zoom入室開始)
13:30~14:45 講演
14:50~15:20 句会(選句発表)
15:20~16:00 飛岡光枝(きごさい編集委員)との対談、質疑応答
<申込み案内>
1. 参加申し込み 10/10(木)まで: ここをクリック して申込みフォームからお申込みください。
2. 参加費:きごさい会員:1,000円 会員外:2,000円 会費の振込先は自動確認メールでお知らせします。
3. ズームのURL、句会の入力フォームのURLは、申込みをされた方に10/15頃までにメールで配信致します。かならずご確認ください。
4. 句会:当期雑詠5句 前日投句です。 選者:李 哲宇、飛岡光枝、長谷川櫂
前日10/18(金) 17時までに所定のフォームから投句。ただし句会の参加は自由です。
ズームを使ったオンライン講演会です。10/10(木)までに参加申し込みをして、10/15頃メールで配信するズーム入室URLなどの案内をご確認いただかないと、当日視聴できません。よろしくお願いいたします。