日光黄菅(にっこうきすげ/につくわうきすげ) 晩夏 季語と歳時記 【子季語】 禅庭花/せつていか 【解説】 ユリ科の多年草。山地・高原湿原・草原等に群生している。日光に多いのでこの名がある。五十~六十センチ程の線形の葉が扇状に出て先は下方へ折れ曲がる。花茎は直立し頂に数個の蕾がつき、次々と咲き続ける。花色は淡い橙色で、ユリに似ている一日花。 草丈は六十センチ~一メートル。