夏断(げだち)三夏
【解説】
夏安居(四月十六日から九十日間)の期間中、出家は酒肉を断ち、 深く精進する。在家信者も経文を読み、仏花をたやさぬよう心を 配る。この期間は、先祖の供養の巧徳が大きいとされ、寺へ供物 を届ける。みな、祖先の精霊、有縁無縁の供養菩提のためである。
【例句】
痩まじき身をも願ひの夏断かな
規風「新華摘」
【解説】
夏安居(四月十六日から九十日間)の期間中、出家は酒肉を断ち、 深く精進する。在家信者も経文を読み、仏花をたやさぬよう心を 配る。この期間は、先祖の供養の巧徳が大きいとされ、寺へ供物 を届ける。みな、祖先の精霊、有縁無縁の供養菩提のためである。
【例句】
痩まじき身をも願ひの夏断かな
規風「新華摘」