丈草忌(じょうそうき/ぢやうさうき) 仲春
【解説】
尾張国犬山藩士で、蕉門の俳人の内藤丈草の忌日。陰暦二月二十四日である。「猿蓑」の跋文を記している。編著に「寝ころび草」追善集に「幻之庵」などがある。芭蕉没後は、芭蕉の墓を守ってすごした。元禄十七年、四十三歳で没した。
【例句】
つれなきは比良の雪なり丈草忌
松瀬青々「鳥の巣」
【解説】
尾張国犬山藩士で、蕉門の俳人の内藤丈草の忌日。陰暦二月二十四日である。「猿蓑」の跋文を記している。編著に「寝ころび草」追善集に「幻之庵」などがある。芭蕉没後は、芭蕉の墓を守ってすごした。元禄十七年、四十三歳で没した。
【例句】
つれなきは比良の雪なり丈草忌
松瀬青々「鳥の巣」