駒鳥(こまどり) 三夏
【子季語】
こま
【解説】
ツグミ科の鳥。雀大で背面は灰黄褐色、顔から喉、上胸部にかけては紅赤色。夏鳥として渡来し九州以北の高い山で繁殖する。薮の中にいるので姿は、なかなか見る事ができない。「ヒンカララララ」と美しい声で鳴く。鳴き声が馬(駒)のいななきに似ているのでこの名がある。
【例句】
駒鳥の声ころびけり岩の上
園女「其袋」
駒鳥の日晴れてとよむ林かな
闌更「半化坊発句集」
駒鳥やめしひの殿の朝機嫌
紫暁「この時雨」
【子季語】
こま
【解説】
ツグミ科の鳥。雀大で背面は灰黄褐色、顔から喉、上胸部にかけては紅赤色。夏鳥として渡来し九州以北の高い山で繁殖する。薮の中にいるので姿は、なかなか見る事ができない。「ヒンカララララ」と美しい声で鳴く。鳴き声が馬(駒)のいななきに似ているのでこの名がある。
【例句】
駒鳥の声ころびけり岩の上
園女「其袋」
駒鳥の日晴れてとよむ林かな
闌更「半化坊発句集」
駒鳥やめしひの殿の朝機嫌
紫暁「この時雨」