御難の餅(ごなんのもち) 晩秋
【子季語】
滝口法難会/牡丹餅会式
【解説】
陰暦九月十二日の日蓮宗の法会。この日、日蓮宗の開祖日蓮上人にきなこと胡麻をまぶした牡丹餅を供える。日蓮が鎌倉幕府によって竜口刑場で処刑されかけたとき、尼がこの牡丹餅を作って日蓮にささげたという故事による。日蓮は死罪を免れ、佐渡へ流されることになる。
【例句】
かまくらや犬にも一つ御なん餅
一茶「七番日記」
【子季語】
滝口法難会/牡丹餅会式
【解説】
陰暦九月十二日の日蓮宗の法会。この日、日蓮宗の開祖日蓮上人にきなこと胡麻をまぶした牡丹餅を供える。日蓮が鎌倉幕府によって竜口刑場で処刑されかけたとき、尼がこの牡丹餅を作って日蓮にささげたという故事による。日蓮は死罪を免れ、佐渡へ流されることになる。
【例句】
かまくらや犬にも一つ御なん餅
一茶「七番日記」