水口祭(みなくちまつり) 晩春
【子季語】
苗代祭/みと祭/種祭
【解説】
農事始として、籾種を苗代におろす際に行う田祭。苗代田の水口に盛り土をして、栗、躑躅、山吹、うつ木などの花や枝を挿し、種籾の残りを炒った焼き米や神酒を供え、稲の生長を祈願する。農家が各家で行う場合と神社で行う場合とがあり、供物も地方によってさまざま。
【例句】
小魚まで遊ぶ水口祭り哉
柳几「類題発句集」
蛙皆うたふ水口まつりかな
正岡子規「子規句集」
水口を祭る種々蓑のうち
西山泊雲「泊雲句集」
【子季語】
苗代祭/みと祭/種祭
【解説】
農事始として、籾種を苗代におろす際に行う田祭。苗代田の水口に盛り土をして、栗、躑躅、山吹、うつ木などの花や枝を挿し、種籾の残りを炒った焼き米や神酒を供え、稲の生長を祈願する。農家が各家で行う場合と神社で行う場合とがあり、供物も地方によってさまざま。
【例句】
小魚まで遊ぶ水口祭り哉
柳几「類題発句集」
蛙皆うたふ水口まつりかな
正岡子規「子規句集」
水口を祭る種々蓑のうち
西山泊雲「泊雲句集」