千葉笑(ちばわらい/ちばわらひ) 暮
【解説】
千葉の千葉寺(せんようじ)の大晦日の集いのこと。庶民が面体を隠して集まり、役人や庄屋などの日ごろの行状を書き出し、大いに笑いあったという。「諸役人この笑ひに逢はじと、常に謹むなり」『本朝俗諺志』とある。
【例句】
千葉寺や隅のこどももむり笑ひ
一茶「九番日記」
眉つつみ狐も出るや千葉笑ひ
松瀬青々「妻木」
【解説】
千葉の千葉寺(せんようじ)の大晦日の集いのこと。庶民が面体を隠して集まり、役人や庄屋などの日ごろの行状を書き出し、大いに笑いあったという。「諸役人この笑ひに逢はじと、常に謹むなり」『本朝俗諺志』とある。
【例句】
千葉寺や隅のこどももむり笑ひ
一茶「九番日記」
眉つつみ狐も出るや千葉笑ひ
松瀬青々「妻木」