元政忌(げんせいき) 仲春
【解説】
江戸時代初期の日蓮宗を代表する高僧元政上人の忌日。陰暦二月十八日。井伊家に仕えたが、二十六歳の時致仕して、出家し、三十三歳の時、洛南深草に称心庵を結んで隠棲した。法華経の研究にいそしんだほか、詩人文人としても一流であった。四十六歳で入寂する。
【例句】
とひよりて竹を叩くや元政忌
松瀬青々「妻木」
捨藪の梅も咲きけり元政忌
巨武定口「まそほ貝」
【解説】
江戸時代初期の日蓮宗を代表する高僧元政上人の忌日。陰暦二月十八日。井伊家に仕えたが、二十六歳の時致仕して、出家し、三十三歳の時、洛南深草に称心庵を結んで隠棲した。法華経の研究にいそしんだほか、詩人文人としても一流であった。四十六歳で入寂する。
【例句】
とひよりて竹を叩くや元政忌
松瀬青々「妻木」
捨藪の梅も咲きけり元政忌
巨武定口「まそほ貝」